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【目黒川みんなのイルミネーション2023】桜の名所に約38万球の光の桜が輝き咲く!自家発電の東京イルミ

  • 2023.11.14

春の桜の名所である東京・目黒川沿いですが、2023年11月10日(金)~2024年1月8日(月)までの冬の期間は「目黒川みんなのイルミネーション 2023」を開催しています。点灯式には地元の人気キャラクターも参加して、100%地産地消の電力を利用した、冬の花見とも言えるイルミネーションを盛り上げていました!

地球に優しい目黒川のイルミネーション

東京のビジネス街の五反田〜大崎エリアにある、両岸約2.2kmの目黒川沿いの冬の風物詩となっている「みんなのイルミネーション」。

2023年11月10日(金)~2024年1月8日(月)には「目黒川みんなのイルミネーション2023」が開催中。目黒川沿いの春の桜を約38万球のLEDライトで飾りつけ、冬に咲き光る桜の並木道を描いています。

そのイルミネーションは、周辺地域の家庭や飲食店から回収した使用済み食用油をリサイクルした100%地産地消の電力を原動力にしています。

国内で廃棄される年間約40万トンの使用済み食用油。約20万トンが食品関係企業から出され、飼料や石鹸などに再生されていますが、そのまま廃棄される残り約20万トンの家庭から出る使用済み食用油を、地球に優しい新たなクリーンエネルギー「バイオディーゼル燃料」として再利用しています。

11月10日(金)のイベント初日には、初めて「みんなのアップサイクルスポット」を設置しました。初日限定で、市民の方が使用済みの食用油を持参して、こちらで回収していました。市民の参加型の10年以上も続くイベントなので、市民の方にも回収・再利用の意識が根づいているようです。

初日は、五反田駅近くの「品川区立五反田ふれあい水辺広場」で点灯式を開催し、御殿山小学校の5年生を中心とした24人の金管バンドの演奏で幕を開けました。

『ミッキーマウス・マーチ』や、音楽ユニットYOASOBIの『群青』など数曲を披露。小雨降る中で、金管楽器の金色が一際輝き、子どもたちの一生懸命な姿と音楽が、集まった人たちを晴れやかな気持ちにさせてくれました。

さらに、地元キャラクターである、しながわ観光大使‘見習い’「ハタチの龍馬」(左)と「大崎一番太郎」(右)も登場。

カウントダウンで、曇り空に一斉に光の花が灯されて、みなさんから歓声が湧きました!

撮影の見どころ色々

五反田駅から大崎駅にかけて続く、両岸約2.2kmの目黒川沿いのイルミネーション。

どちらの駅からでも出発しやすくて、お散歩にもちょうどいい距離感。

日が落ちる17時~22時まで桜色の灯りが、街中に鮮やかに灯って、周囲は一気に華やかに!

品川区立五反田ふれあい水辺広場では、川の向うに電車も走っています。

肉眼でもよく見えるほど、時折上空では飛行機も飛び、目の前では街と桜の間を通り過ぎる電車。まるで『銀河鉄道の夜』のよう。

水面にゆらりと幽玄に揺れる桜並木。

橋の上からの川沿いの眺め。ビジネス街のビル群の夜景、川、桜のイルミネーションという、自然と都会が作る幻想的な景観。どこを見ても絶好の撮影ポイント!

冬のお花見も目黒川

近年SDGsの取り組みも進んでいることもあり、企業と市民の方の協力があってこそ、叶った「エネルギーの地産地消」が魅せる目黒川のイルミネーション。

イベント期間中は、昼頃からはキッチンカーも出店されるようなので、冬の日差しの中で散歩して、夜は“100%自家発電”から生まれた優しい光の中でお散歩を。春が来るその前に、冬の光のお花見も心に残りそうですね。

目黒川みんなのイルミネーション2023

点灯期間:2023年11月10日(金)~2024年1月8日(月・祝)

点灯時間:17:00~22:00(雨天決行、荒天時は除く)

開催地:大崎~五反田 目黒川沿い歩道、品川区立五反田ふれあい水辺広場

入場無料

問い合わせ:03-5330-7675

(品川区立五反田ふれあい水辺広場)

住所:東京都品川区東五反田2-9

交通:JR「大崎駅」・「五反田駅」から徒歩約6分

[all photos by kurisencho]

 

 

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