誌面をよく見ると、企画によってネイルの色が違う。そこにはいったいどんな意図があるのか。へア&メイク陣の頭の中が知りたくて取材を行うと、ネイルをほどこす行為に深みが増すエピソードが集まりました。
「ベーシックなピンクとベージュ」を見比べる
GISELeの撮影現場で選ばれる率の高い色を採用し、各ブランドのカラーを比較。愛用しているヘア&メイクからの口コミを、オススメの使い方とともにご紹介。
「甘くないukaのピンク」
「ukaに行けば、ハズし役に適したプレイフルなピンクが見つかる。このラベンダーピンクは可憐さがありつつも、よくあるペールピンクとはひと味違うエッジも感じられてオシャレ」(岡田知子さん/ヘア&メイク)
uka color base coat zero 9/0 2,200円/uka Tokyo head office ベースコートとしても使用可能。
■再販&定番化希望!のここのコレ
「軽やかなRMKのピンク」
昨年リニューアルしたRMKのネイル。以前発売されていた23のブライトローズピンクは、鮮やかでフレッシュ、そのうえ甘すぎない軽さがあって、大人の指先にも使いやすく重宝していました(スガタクマさん/ヘア&メイク)。
HE HAS ネイルポリッシュ 23
「上品すぎないベージュ」
「ピンクを帯びたベージュはコンサバな見た目に傾きがち。黄みを感じるベージュだとカジュアルな格好にも合わせやすい。さらに、NAIL HOLICは乾くのが速いところも魅力」(小澤麻衣さん/ヘア&メイク)
ネイルホリック BE325 330円(編集部調べ)/コーセーコスメニエンス ぬくもりがあってこれからの時季にも相愛。
■再販&定番化希望!ここのコレ
「スイッチが入るベージュ」
CHANELのベージュは限定色を複数所持。いい靴やバッグを手にする感覚と似ていて、人物像がランクアップする気がする。いつ使っても無条件に気分がアガります(岡田知子さん/ヘア&メイク)
SHE HAS ヴェルニ ロング トゥニュ 939, 951(販売終了品)
(全20選を見る)
≫ヘア&メイクが撮影で使う「ピンクとベージュのネイル」一塗りでサロン並みに仕上がる名品とは?
PROFILE
塩澤延之さん
mod’s hair所属。GISELeの表紙を毎号担当。ヘアとメイクの力の入れどころ、抜きどころのバランスが絶妙。
岡田知子さん
TRON所属。今号のメイクページを担当。女性の色香や美しさを引き立てるテクニックにファンが多数。
木部明美さん
PEACE MONKEY所属。遊び心を感じる色のとり入れ方で、チャーミングさを引き出す。
小澤麻衣さん
mod’s hair所属。GISELeではファッションページのヘア&メイクを担当。先に女性像を決めて考え抜かれたメイクにはほどよい抜けがあり、服の魅力を引き立てる。
笹本恭平さん
ilumini所属。清潔感や女性特有のやわらかさを生かしながら、トレンドを足し算する「オシャレコンサバメイク」が人気。 スガタクマさん 女性の素の魅力を高める、ヘルシーなニュアンスメイクに定評あり。
扇本尚幸さん
POIL所属。芯の強さを感じるメイクと、ほどよい個性と遊び心をはらんだヘアづくりが得意。
淡路美里さん
POIL所属。色っぽさやかわいげ、モデルのキャラクターを生かすメイクを提案。