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<ゾッとした話>祖母に【夜は絶対出歩くな!!】と忠告された → その言いつけを破ったとき!?

  • 2023.11.12
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独自の<ルール>が存在する集落や土地に住んでいたことはありますか? 今回は、筆者の知人A子が実際に体験した怖いお話を聞きました。

画像: ftnews.jp

幼い頃からあった祖母の言いつけ

私の地元は、山間にあるド田舎です。
隣の家までは100mほど距離があり、畑ばかりでスーパーまでは何kmもかかってしまいます。

特に夜になると、毎日のように祖母からある言いつけを聞いていました。

それが【A子は夜に決して外に行ってはいけない】というもの。

「夜は怖いぞ!」
「夜になったら危ないぞ!」
といつも脅してくるので、どこにも出かける気にはなれませんでした。

就職に伴い上京する

そんな田舎なので、大型ショッピングモールや遊べるところはもちろん近くにありません。

閉鎖的な土地で暮らしていた私は、いつしか都会にあこがれるように。

そこで、家族に内緒で都会への就職を決めました。
無事に就職活動も終えて、高校卒業と同時に上京しました。

上京については、両親からは受け入れてもらえました。
でも、祖母だけは認めてくれず……。

上京後は、実家に帰りづらい日々が続いていたのです。

実家に帰省し夜出かけることに

数年後、祖母が体調を崩したと連絡が入り、実家に帰ることに。

すると祖母は会って早々
「絶対に夜は出歩いてはならん」
「夜は家にいなさい」
とだけ何度も私に訴えてきました。

その迫力に思わず
「もちろんだよ」
と伝えると、安心したのか眠った祖母。

しかし、ふもとで高校時代の友人と会う約束をしていた私。

罪悪感を覚えながらも、その言いつけを無視して、こっそり家を出てしまったのです!

夜に外へ出ていけなかった理由に戦慄!

自転車で向かう途中、急に背筋がゾッと……。
寒気が止まらず、思わず漕ぐのをやめてあたりを見回しました。

すると、なにやら白いものが浮かんでいるではありませんか!

怖くなった私は家に帰ろうと必死に自転車を漕ぐも、肩がどんどん重くなっていきました。

家に着いた途端、祖母が
「だから言ったのに」
と私を見るなり、ため息をつきました。

そして何やら呪文めいたことを唱えると、急に肩が軽くなったのです。

その後、祖母の話によると、この地域は戦時中に人がたくさん亡くなったようでした。実は、私は霊に取り憑かれやすい体質のようで、祖母はずっと注意してくれていたのです。
祖母がいなかったら、どうなっていたことかとゾッとしました。

それ以来、祖母の言いつけを守り、地元では夜出かけないように心がけています。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:一瀬あい

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