ケチママ「元を取らなきゃ！！」【会費制のホームパーティー】に招待されたママ友がドン引き行動に！？

筆者の知人Aさんは人を招いてパーティーをするのが大好きです。ところがこの間開催した会費制のパーティーでとんでもないケチママに出会ってしまったそうです。パーティー好きで人懐っこいAさんが「あの人は出禁！」と言ったケチママの振る舞いとはどんなものだったのか、聞きました。

気を遣わない会費制パーティー

Aさんは人を招いてパーティーをするのが大好きでした。特に子供を育てるようになってからは、ママ友や子供も招いて、ワイワイと楽しい時間を過ごすのが大好きだったのです。

パーティーに招くと皆が気を遣って手土産などを持ってきてくれるのが心苦しくて、パーティーは会費制にしていました。「会費制にする代わりに、何も持ってこないでね！」というのがAさんのスタイルで、材料費程度の会費を徴収していました。

Aさんはいつものように、交流を目的としたホームパーティーを開催することにしました。今回招待するのは、最近子供が仲良くしているお友達とそのママたちです。

パーティーの準備は大変ですが、みんなが楽しんでくれると思うとAさんは苦ではありませんでした。子供も大人も食べられる料理やお菓子をたくさん作ることにしました。料理やお菓子をつまみながら、みんなの会話が盛り上がればいいなと思ったのです。

もちろん、いつも通り会費制で、ゲストには何も持ってこないよう事前に伝えてありました。

パーティーの日を迎え、子供の友達が続々とやってきました。Aさんの子供は友達と過ごせるのが楽しくて、ニコニコしています。この顔を見られただけでも、パーティーをやってよかったとAさんは思うのでした。

普段なら子供が遊んでいる間にママたちは話に花を咲かせるところですが、今日はいつもと違っていました。

初めてパーティーにやってきたとあるママが、話もせずに大量に食べ物を掻き込んでいるのです。料理を食べ尽くす勢いのママに「お話しませんか？」と声をかけたところ、「会費制だから元を取らなきゃ！」と食べる手を止めようとしません。

結局、ケチママがほとんどの料理を食べ尽くし、さらに残った分をタッパーで持ち帰りたいとまで言い出しました。

Aさんはそれを断り、ケチママは二度と誘わないことに決めました。会費をもらっているとは言え、あくまでも材料費程度しかもらっておらず、準備の手間を考えるとAさんは得をしているわけではありません。

子供との楽しいパーティーで元を取るという考え方をするケチママに、価値観の違いを感じたAさんは、今後の付き合いを考え直そうと思いました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:安藤こげ茶