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ハーフの親はコレが辛いよ…→2歳の娘に頭を抱える【キルギス子育て奮闘記(58)】

  • 2023.11.11

<ハーフの親はコレが辛いよ…→2歳の娘に頭を抱える>キルギス子育て奮闘記[#58]

みなさまこんにちは。
今日のお話は国際カップルの子どもが必ずぶち当たる問題です。

海外に住んでいたり、子供がハーフだったりすると「英語が話せるようになっていいね!」と言われるものですが、そもそも英語圏じゃないこともあるし、そんなに簡単にバイリンガルには仕上がりません。

最悪の場合は「夫婦が使っている二言語とも中途半端になってしまい、深い思考ができなくなる!」なんてことも聞いたことがあります。

私たち夫婦は夫がロシア語ネイディブ、私が日本語ネイティブですが、夫婦では壊滅的な英語を使うという結構混沌とした家庭であります。

さらにはキルギス自体が二言語国家で、キルギス語とロシア語を併用しているので、普段から四言語(キルギス語・ロシア語・日本語・謎英語)に触れ合うことになるのです。

更に更に私自身もがんばってロシア語をしゃべろうとする気持ちもありますが、家で普段から英単語を使う癖がついてしまっていて、子どもと2人きりなのに英露ミックスの変な日本語(笑)を使う母となっていました。
当然子どもたちも英語もロシア語も日本語も区別なく混ぜて話すようになります。

2歳ごろは単語以上の言葉になってくるので「ねんね ハチュー」のように日本語とロシア語が並び、早くも私は頭を抱える事態になるのです。(ハチューはロシア語で「ほしい」「したい」という意味です。)

しかし、子どももよくできたもので、ロシア語しかしゃべらないおばあちゃんにはきちんとロシア語のみで話しかけるではありませんか。

そして、3歳になって幼稚園に通うようになるとロシア語の比率がみるみるうちに多くなりました。

日本人の母としてさみしい気もしますが、これから学校にいくことを考えるとやはりロシア語が第一言語になるのは仕方ないし必要かもしれませんね。

私もめげずに子どもに日本語で話しかけて、大きくなったらロシア語の通訳をしてもらおうと目論んでいます。

次回、まだまだ続くハーフの子供のバイリンガル苦労話は下の関連記事からチェック!

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