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元銀行員は見た!お金が逃げていく人に共通する4つの特徴

  • 2023.11.11

「お金を全然貯められない」「同じ世代に比べて貯金が少なそうで、将来が不安」このように感じている方もいらっしゃるでしょう。お金を貯められない人には特徴があります。

今回の記事では、元銀行員の筆者がお金を貯められない人の特徴について紹介します。

■特徴1:見栄をはる

お金を貯められない人の多くは、他人からの評価を気にして、ブランド品を購入したり、身の丈に合わない外食や旅行をしたりします。

お金を使う基準が「みんなが欲しがるブランド品だから買いたい」になってしまい、本当に自分が欲しいモノや必要なモノではなく、周りからの評価を基準に買い物をしてしまうのです。

ブランド品や贅沢な体験は、昨今のインフレの影響もあり価格が高騰しています。そのため、見栄をはって高価な商品ばかり買ってしまう人はお金が一向に貯まりません。

お金を貯めたいのであれば、他人からの見え方ではなく、自分が本当に欲しいモノなのか?本当に自分にとって必要な経験なのか?と一度思いとどまる癖をつけましょう。

■特徴2:整理整頓できない

家の中が整理整頓されていないと、何があって何がないのかの把握がしにくく、同じようなものを買ってしまう「無駄買い」のリスクが高くなります。

使わないものを買うのは、お金をドブに捨てるのと同じです。整理整頓して家にあるものをきちんと把握しましょう。

■特徴3:無理な友達付き合い

友達と食事をしたり、出かけたりする交際費もお金を貯められない原因になります。もちろん、本当に仲が良い友達との交際費で気持ちよくお金を使えるのであれば必要な出費です。

しかし、実は気が乗らない交友関係で、交際費を支払うのが「もったいない」と感じてしまうのであれば、見直した方が良いでしょう。

■特徴4:貯金をしていない

お金が貯まらない人は、そもそも計画的に貯金をしていないことが多いです。

お金を貯めるためには、毎月決めた金額を強制的に貯蓄する「先取貯蓄」がおすすめです。給料日当日または翌日に貯蓄分は別口座に移し、なかったものとして管理すれば、お金は自動的に貯まっていきます。

例えば、「毎月3万円貯める」など強い意志を持って先取貯蓄をすれば、少なくとも年間36万円貯蓄を増やせます。

なお、先取貯蓄は銀行預金口座に入れておくのも良いですが、新NISAやiDeCoなどの制度を活用して投資をするのも良いでしょう。

■貯金できる人になるために

お金が貯まらない人は、まずは家の中の整理整頓をして、無駄買いしないように心がけるべきです。他人からの見え方ではなく自分が本当に必要としているのか?という価値基準で買うものを選べると良いですね。

また、先取で強制的に貯蓄を増やすシステムを作ってしまうことをおすすめします。

文・勝目麻希(ファイナンシャル・プランナー) 新卒で総合職としてメガバンクに入行し、法人融資・金融商品販売等を担当。転職・結婚・出産を経て一時は専業主婦になったが、自分の金融知識や実務経験を活かしたいと独学でライターの道へ。現在はファイナンシャルプランナーの知識を活かして金融系メディアを中心に執筆。

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