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【柳井町】弦楽器工房La chiave di bassoで楽器に浸る

  • 2023.11.11
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柳井町商店街のステクルビル3階にある弦楽器工房

柳井町商店街の一角にあるステクルビル3階に「弦楽器工房 La chiave di basso(ラ キアーヴェ ディ バッソ)」さんはあります。

出典:リビングえひめWeb

ここに工房?とはてなマークを浮かべながらも階段を上がっていくと、途中に寄木で作られたかわいいコントラバスのオブジェ。ぜひお伺いした時にその目で確認してみていただきたい。

出典:リビングえひめWeb

3階に到着すると可愛い看板が付けられた扉を見つけました。

非日常でありつつ、誰もがみたことのある映画のワンシーンのような

扉を開けると、そこにはだれもが一度は見たことがあるであろう映画のワンシーンのような工房が広がっていました。

出典:リビングえひめWeb
出典:リビングえひめWeb

こちらの工房では、楽器の製作だけではなく弦楽器の修理もされています。

弦楽器愛にあふれた職人さんが真摯に伝えてくれる楽器の魅力

日本国内でも珍しいコントラバス専門の職人である西村さん。聞けば聞くほど楽器に対する愛情や想いの深さに圧倒されます。

出典:リビングえひめWeb

しかしその知識をひけらかすこともなく、素朴な疑問にも丁寧に分かりやすく答えてくださったり、同じ楽器でも作者によって個性が違うなど、興味深いお話もお伺いできました。

出典:リビングえひめWeb

師匠であるMarco Nolliさんが作る楽器で美しいと感じる個所や魅力など、教科書や吹奏楽で使われる楽器というぐらいしか知識のなかった私も聞けば聞くほど虜になりそうなお話ばかり。

出典:リビングえひめWeb
出典:リビングえひめWeb

こちらのコントラバスは修理でお預かりされているそうですが、200年前の古い楽器だそうです。金具一つとっても職人や工房によって使っているものや塗装が微妙に異なるそうです。

出典:リビングえひめWeb

コントラバスはバイオリンと違って完成形がまだない楽器なので、職人や作成された地域によってフォルムも微妙に異なっていることなど、今まで触れることのなかった楽器の話もたくさん聞かせていただきました。

いろんな人が気軽に見学できる工房でありたい

「弦楽器に興味がある人はもちろん、お子さんが夏休みの自由研究として工房の仕事を知りたいと見学に来ることもあるんですよ。それこそオープンした時は何してるところ?と商店街を散歩している人が立ち寄ってくれることもありました。」と笑ってお話される西村さん。

出典:リビングえひめWeb

師匠であるMarco Nolliさんの工房も地元の人に愛された工房だったそうです。「工房と聞くと見学=購入するという圧が掛かるかのようなイメージが付きがちだが、見てもらうだけでも歓迎です」と穏やかに話されていました。

お話を聞くのもとても楽しくあっという間の取材時間でしたが、取材後ふと、「作業されている姿をただただ見てみたいな。楽器が生み出されていく過程を静かに眺めてみたいな」と思う素敵な場所でした。お近くに立ち寄られた際はぜひ、音楽の世界に浸ってみませんか?

弦楽器工房 La chiave di basso (ラ キアーヴェ ディ バッソ) ・住所 愛媛県松山市柳井町1丁目11-1 ステクルビル3階-C ・電話番号 090-6886-4309 ・営業時間 10:00~12:30、14:00~19:00 ・定休日 日曜(予約のみ対応) ・駐車場の有無 無 ・禁煙/喫煙 禁煙 https://liuteriabasso.tumblr.com https://www.instagram.com/keiji_di_basso/

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