対面での人付き合いが苦手な娘、SNSの手軽さに魅了される｜はじめて携帯電話を持った長女に起きたこと

この漫画は、作者・かあさん(＠kaaa_san55)さんの長女るんるんちゃんが、スマホを持ったことでSNSに夢中になり、初めこそ友人たちにメッセージを送りすぎてしまうが、周囲の大人たちの適切な対応によりSNSと上手に付き合えるようになるまでのお話です。友人とオンラインゲーム中のるんるんちゃんに代わって、かあさんは親同士SNSで連絡を取り合っていました。しかし途中から、るんるんちゃんは友人と直接メッセージのやり取りを始めます。『はじめて携帯電話を持った長女に起きたこと』第1話をごらんください。

るんるんちゃんは、スタンプや簡単なメッセージだけで気軽にやり取りができるSNSにあっという間に魅了されてしまいます。

特に、直接のコミュニケーションが苦手なるんるんちゃんにとってはスマホは魔法のアイテムに感じたようですね。

子どもが安心してスマホを使いこなすには、大人の適切なサポートが重要

この漫画は、著者であるかあさんの長女・るんるんちゃんが初めてスマホを持ったときの体験談です。

るんるんちゃんは、自分の気持ちを言葉で伝えるのが苦手な小学生。そんな彼女は、スタンプや短いメッセージで簡単に気持ちを伝えられるSNSにのめり込んでしまいました。るんるんちゃんがフリースクールの友人とSNSを始めてしばらくたったころ、室長から「短時間で100件近いメッセージを送信しているので、少し控えてほしい」と連絡がきました。かあさん夫婦は大きなショックを受けます。

かあさんは「相手の気持ちを考えること」「必要な時だけメッセージを送ること」を何度もるんるんちゃんに伝え、その後は節度を守って使えるようになったそうです。作品ではフリースクール側の配慮ある対応で、大きなトラブルには発展しませんでした。子どもたちが安心して節度を持って使いこなせるようになるまで、周りの大人がしっかりとサポートすることが大切だとわかるエピソードです。

内閣府大臣官房政府広報室が運営する、国の行政情報に関するポータルサイト「政府広報オンライン」でも、子どもが安全にインターネットを利用するためには、親子でネット利用のルールをつくり、見守りをすることが大切であると伝えています。

著者：kotti_0901