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日本でも注目集まる「来季ACL出場権配分」が韓国で正式決定。Kリーグ王者&FA杯王者がACLE直行へ

  • 2023.11.11

日本でも注目が集まる2024-2025シーズンの「AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)」及び「AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)」の出場権配分について、韓国で最終的な結論が下された。

韓国サッカー協会(KFA)は11月10日、2024-2025シーズンのACLE及びACL2に出場するKリーグ勢の参加資格を発表した。

2024-2025シーズンのACLE本大会にストレートインするチームは、2023年シーズンのKリーグ1(1部)王者である蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)と、同年のFAカップ王者である浦項(ポハン)スティーラーズだ。

アジアサッカー連盟(AFC)は、2024-2025シーズンからACLを「ACLE」「ACL2」「AFCチャレンジリーグ(ACGL)」の3つのカテゴリーに分類する。

浦項スティーラーズ
(写真提供=韓国サッカー協会)FAカップ王者の浦項スティーラーズ

AFCは韓国にACLE出場権を「2+1」、ACL2出場権を「1」と配分している。

ただ、最上位の大会であるACLE本大会へのストレートイン枠2枚について、FAカップを主管するKFAとKリーグを主管する韓国プロサッカー連盟とで解釈が食い違った。

KFAはFAカップの権威を掲げ、Kリーグ1王者とともにFAカップ王者にも権利が与えられなければならないと主張。一方、韓国プロサッカー連盟は1シーズンの価値を考慮して、Kリーグ1王者と2位チームに権利を付与すべきと主張していた。

結局、2024-2025シーズンに関してはKFAの見解が優先的に受け入れられ、FAカップ王者にACLE本大会ストレートインの権利が与えられた。ただ、2025-2026シーズンに関しては今後新たに協議が行われる予定だ。

これにより、2023年シーズンのKリーグ1の2位チームは、ACLEのプレーオフに出場することになる。

ただし、FAカップ王者の浦項が現在2位であり、仮に順位変動のないままシーズンが終了した場合、繰り上げで3位チームにACLEプレーオフ出場権が与えられる。

Kリーグ1第35節終了時点で3位は光州(クァンジュ)FC(勝ち点57)。以下、4位は全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータース(勝ち点53)、5位は仁川(インチョン)ユナイテッド(勝ち点52)、6位は大邱(テグ)FC(勝ち点49)としている。

なお、ACLE本大会及びプレーオフに出場する3チームを除いたKリーグ1上位チームが、ACL2に出場することになる。

(構成=ピッチコミュニケーションズ)

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