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【海外旅行トラブル】バスで荷物を預けて十数時間移動。→ 預かっていた荷物を受け取るが!?

  • 2023.11.10

これは私が中南米でバックパッカーをしていた時の話です。
国と国を長距離バスで移動することが多かった中南米旅。
チリからアルゼンチンにかけて長距離バスで移動していたときに起きた出来事です。
まさか、そんなところにまで注意を払う必要があったなんて……。

画像: 【海外旅行トラブル】バスで荷物を預けて十数時間移動。→ 預かっていた荷物を受け取るが!?

バックパッカーの旅には長距離移動がつきもの

数年前、私は中南米でバックパッカーをしていました。
計7ヶ国を旅したこの期間いろいろなことがありましたが、これは長距離バス移動でのとある出来事の話です。
中南米旅では、国をまたぐ移動の際に飛行機でなく長距離バスを利用することが多くあります。
そのほうが費用も抑えられるし利便性がよい場合などもあり、バックパッカー中に私も何度か利用していました。
チリからアルゼンチンに移動する際にもこの長距離バスを利用したのですが、さすがに100L程の荷物が入ったバックパックを座席に持ち込むことはできないですよね。みんな当たり前にトランクやバックパックをトランクルームに預けます。
基本的に、バスには運転手とトランクルームを管理するトランカーの役割を担うスタッフが同乗します。

私も何も深く考えることなく、トランカーのスタッフに自分のバックパックを預けて座席につきました。

十数時間の移動を経てアルゼンチンに到着

移動時間は定かではありませんが、10時間以上かかったと記憶しています。
長いバス移動を終えてアルゼンチンに着くと、トランカーのスタッフから預けていた荷物を受け取ります。
にっこりして「Hey!」と渡してくれたので、私も「Thank you〜!!」と笑顔で受け取りました。

バス停から宿までは15分程度だったので徒歩で移動し、旅疲れもあったのでそのまま宿で少し休みました。

そして夕方にシャワーを浴びようとバックパックを開いたとき、あることに気づくのです。

あれ? ドライヤーがない?

「あれ? ドライヤーはどこだろう……」
バックパックに入れたはずのドライヤーがないことに気づきました。

私、前の宿に忘れたのかな!? と思いながらも部屋着などを出すために荷物の開封を続けます。
すると、

「ちょっと待って……」

日本の家の鍵やアクセサリーケースも無くなっていることに気づいたのです。
そう、ありとあらゆる貴金属製のものが、すべてバックパック内から無くなっていました。
極めつけは「ミラーレス一眼レフ」。

宿に来てからは鍵付きのロッカーに入れていたため誰も私の荷物には触れていません。
この長距離移動中、私の荷物に触れることができたのは、トランカーのスタッフのみ。

そうです。
私の荷物は、先ほどの長距離移動バスのトランクルーム内で盗まれてしまったのです。

正直、まさかと思いました。
トランクルームは荷物を安全に預けられる場所という認識だったため、そこで荷物がなくなるなんて思ってもいませんでした。

しかし、アルゼンチン前にもキューバで財布や携帯をスリに盗まれていた私は、もう窃盗にも慣れていて、逆に呆れて笑ってしまいました。
だいぶ精神面が鍛えられましたね(笑)

どんなときでも細心の注意を忘れずに

海外では、「荷物を預かってくれるトランクルームは安全なもの」という認識は持つべきではありません。
鍵をかけていても、預けていても、常に細心の注意を払う必要があることを学んだ出来事でした。
私はバックパックには鍵をかけていなかったので、これが問題点でした。

みなさんは、海外移動で荷物を預ける際には鍵をかけるなどしっかり管理するのをおすすめします。
油断禁物!!

ltnライター:なつみん

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