「もうお見舞いにはきません！」攻撃的な義母が入院→見舞いのたび文句を言われ爆発すると

結婚前はやさしかった義母が、結婚後に突然厳しくなりました。毎日のようにきつく当たられ私はつらい日々を送っていました。そんなある日、義母が入院することになり……。

結婚してから急変した義母の態度

私は、同じ職場の上司と2年ほどの交際期間を経て結婚しました。結婚前から義両親とは付き合いがあり、私に対してもやさしく接してくれていました。しかし、結婚してから義母の態度が明らかに変わり、定期的に自宅にやってきて料理や掃除について指摘をするように。

そこで私は、義母の言う通りに改善しようと努めましたが、それでも怒られるので毎日つらい日々を送っていました。

義母のお世話をきっかけに…

ある日、義母が自宅で転倒し骨折。2週間ほど入院することになりました。夫は仕事で忙しく、義父も高齢で病院に頻繁に訪れるのは体力的に難しいため、私が義母のお世話をすることに。

しかし、義母からは感謝の言葉は一切ありません。それどころか、相変わらず文句ばかり言われて……。はじめはそれでも我慢して病院に行っていましたが、何度目かのお見舞いでさすがに我慢の限界がきてしまいました。

そして私は義母に「何もできない役立たずですみません！ お義母さんを困らせてしまうので、もう病院にはきません」と泣きながらと伝えました。

義母が困ってしまうと思いましたが、もしかしたら私への態度を振り返ってくれるかもしれないと少しの期待をこめて、お見舞いに行くのをやめたのです。

それから2日後、義母から「今まで厳しく接してごめんなさい。誰もきてくれないと寂しいの。着替えも持ってきてほしいから、明日きてもらえないかしら……」と連絡が。翌日病院に行くと、義母から直接謝られ、以前のようなやさしい笑顔を見せてくれました。この日をきっかけに私は義母と仲良くなり、今では一緒に料理を楽しむほどとなりました。

私は義母とのトラブルを避けるため、義母の言うことをすべて聞いていました。その結果、義母の態度がどんどんエスカレートし関係は悪化したのだと思います。義母の入院をきっかけに、初めて自分の気持ちをはっきりと伝えたことが関係を良好する糸口になりました。

我慢するばかりではなく、しっかりと自分の意思を伝えることも大切だと学んだ一件です。

著者／流星あたりめ
イラスト／おんたま

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ベビーカレンダー編集部／ムーンカレンダー編集室