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中島健人、水田伸生監督から才能を絶賛される!?「彼はね、努力する天才なんですよ」『おまえの罪を自白しろ』公開御礼舞台挨拶

  • 2023.11.10
中島健人、水田伸生監督から才能を絶賛される!?「彼はね、努力する天才なんですよ」『おまえの罪を自白しろ』公開御礼舞台挨拶
(C)2023『おまえの罪を自白しろ』製作委員会

中島健人は”第一志望の主演俳優”! キャスティング理由も明かす

映画『おまえの罪を自白しろ』の公開御礼舞台挨拶が開催され、主演の中島健人、水田伸生監督が出席。壇上では”「おま罪」総選挙2023”も行われ、観客投票で選ばれた本作のベストシーンTOP3が生発表、さらに観客参加型の撮影秘話クイズで大きな盛り上がりを見せた。

舞台挨拶冒頭、サスペンス映画初主演を務め、俳優として新たなフェーズへと突入した中島は、「朝の目覚ましにしては強烈な映画だったと思うので、皆さんの目と頭がはっきり目覚めた朝だったかと思います」 とユーモラスに挨拶。

さらに「個人的にもこの映画に全力を懸けて、皆さんの心に届くように撮影しました。本作はかけがえのない作品になったと思います。水田監督から、この映画に華を添えてくれというお言葉をいただき、晄司として、しっかり存在感を示せたと思います。そして何よりも主役として日本映画の扉を開くことができて、俳優として貴重な財産になったと思っています」と本作への想いを語った。

その言葉を受けた水田監督は、「キャスティング会議の時に最初に中島さんの名前を挙げたんです。だから、第一希望の主演俳優で撮れるというのは、計り知れない喜びがあります」と語り、中島がドラマで警官役を演じていた頃から撮影現場に足を運び、中島のことが気になっていたことを明かした。

そして中島から「あの頃から恋文を書く準備をされていたんですか?」と尋ねられると、監督は「はい。もうね、うっとり(笑)」と2人だけの世界を展開し、会場を沸かせた。

今回の舞台挨拶では、本作をここまで応援してくれた観客の方々に感謝の気持ちを込めて、”「おま罪」総選挙2023”と題し、本作のベストシーンを実際の選挙さながらに発表。選ばれたシーンにまつわる観客参加型の撮影秘話クイズも出題された。

今回候補として出馬したのは、主演の中島に加え、堤真一、池田エライザ、山崎育三郎、尾野真千子ら豪華キャスト陣が名演を刻んだ渾身の全12シーン。舞台上に設置されたパネルには、その候補の中からTOP4〜10位にランクインしたシーンに当選花が付けられた。

この投票結果を見た中島は、第4位にランクインした、晄司が真相解明のために国交省職員を“壁ドン”し自白を迫るシーンについて言及し、「え!? 晄司の壁ドン、TOP3に入ってないの!? 相当気合入ってたのに!! マジか」と驚きを隠せない。

このシーンは監督も印象的だったそうで、「ロケハンして、ここはこういう風に壁ドンしてもらおうと、スタッフと計画を練っていたんですよ。でも、中島君には詳しく説明していなくて。ほぼぶっつけ本番で撮影に臨んだにも関わらず、健人くんはイメージ通りにやってくれたんです。なんでそんなにできるの!?」と質問。中島「そうですね…。天才だからですかね?(笑)」とキメると、会場は拍手喝采。

監督は、撮影現場で中島とすれ違うときに、いつも「天才」と声掛けしていたという。「彼はね、よせばいいのに努力する天才なんですよ。この容姿で生まれてきて、さらに努力までされた日には…(笑)」と重ねて中島を褒めちぎり、中島は「努力しないと生きていけませんからね」と、照れながらもしっかりと中島節で魅せた。

栄えある第1位に選ばれたのは、”晄司 VS 木美塚幹事長”のシーン。事件の真相解明のために奔走する晄司が大胆不敵にも、角野卓造演じる日本新民党の幹事長・木美塚にある取引を持ち掛ける緊迫した場面。政界の大物に若き晄司が対峙し、政治家としての片鱗を見せたこの場面に観客からは「晄司の不敵な笑みに鳥肌」、「幹事長の圧倒的な迫力が凄い」、「ラストシーンへの伏線も良い」といった惜しみない賛辞が贈られた。

自らのシーンが堂々の第1位に選ばれた中島は喜びを露わにし、「ここ良いですよね! ありがとう!! このシーンも僕かなり緊張してたんですよ。前半のクライマックスの場面なので。人が自ら人生の中でターニングポイントを作る。そして新たな道筋を走っていく。その晄司の力強さに僕自身とても影響を受けました。自分の選択を信じて駆け抜けた結果、火事場の馬鹿力が出たんだなと思います」と晄司の持つ魅力を力説した。

さらに、中島は主題歌「Dark Rainbow」を書き下ろしたB’zの稲葉浩志とのとっておきの裏エピソードも披露。「B’zの稲葉さんに先日、入場者プレゼントの『宇田晄司』の名刺を渡したんです。『ありがとう!』ってクールに答えてくれたのがすっごくかっこよくて、稲葉さんの頭上に『Dark Rainbow』がかかっているのが見えました」と明かした。

最後に、中島は「プロモーション期間に様々な変動がある中で、この作品にだけは純粋に向き合うことができ、作品に対する自分の熱を100%受け取めていただける場所にたくさん出会うことができた。ここから先も晄司のように、自分自身が表現したいことに迷わず邁進していく人生を選択していきたい」と、サスペンス映画初主演という挑戦を経てさらに強くした表現への思いを熱く語った。

『おまえの罪を自白しろ』は現在公開中。

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