親切心でもやめてほしい…赤ちゃんに向けられた言葉がグサリと刺さった話

初めての育児はわからないことや不安なことだらけで、ましてやママ1人で赤ちゃんのお世話をしなくてはならないときは、赤ちゃんが泣きやんでくれないと自分が悪いのだと思い込んでしまうことも…。ワンオペ育児で追い詰められたママの姿を描いたはなゆい・ 笑う母には福来る(@yuihanada7)さんの漫画『あの日に戻れるなら伝えたいこと』をダイジェストで紹介します。

なかなか寝てくれない赤ちゃんに、疲れ切ったママ

ワンオペ育児に励むママ、はなゆいさん。寝つきが悪い赤ちゃんを抱っこしたままうとうと…赤ちゃんもママもほとんど眠れない状態で気付いたら朝になっていました。

パパは仕事でまだ帰ってきておらず、抱っこして揺らしているとだんだんと寝そうになった赤ちゃん。

赤ちゃんをそーっと寝かせて、ようやく休めると部屋を出ようとした途端、ドアがきしむ音で目を覚まし、泣き出してしまいました。

せっかく公園に来たのに部屋着のままで恥ずかしい…

泣き続ける赤ちゃんの声で隣から壁をたたかれ、暗い家から外で気分転換をさせようと、赤ちゃんを連れて公園に行くことにしたはなゆいさん。

公園にいたほかのママから会釈されるも、そのママのきれいな身なりと自分の身なりを比べてしまい、慌ててその場を立ち去ってしまいました。

すると、近くにいた女性に「かわいい赤ちゃんねえ」と声をかけられ、赤ちゃんのほっぺたをさわられて…。

自分の子に何か問題が…？信じているけど不安に

寝たばかりのところをさわられて、また泣き出してしまった赤ちゃん。その女性はその後もはなゆいさんの若さを気にし「子どもが子ども育てているみたいなもんね」「若いんだからもっと頑張らないと」などと発言。

やっとのことで出かけたのに、思いもよらない声をかけられ、さらに落ち込んでしまうはなゆいさん。

またよく泣く赤ちゃんを見て何か問題があるのではと言われ、はなゆいさんは「どこも悪くない！」と思いつつも心配になってしまうのでした。赤ちゃんのころから感じ方は人それぞれですが、ほんの一瞬見ただけの人に「何か問題がある」と言われるのはとても悲しいことですよね。

その後はなゆいさんは悩みながらも子育てをし、今では2児の母です。当時の自分を思い出しながら「自分は頑張っていた」と認めるような本作を描き上げています。はなゆいさんが過去の自分への思いを描くシーンは、ワンオペ育児経験者は涙なくして見られないかもしれません。

著者：ママリ編集部