寿命は「生まれる前から決まっている」投稿に救われた｜「当たり前」を失った朝

夫が急死し、現実をなかなか受け入れられずにいた、リコロコ(@ricoroco.2019)さんのフォロワーさん。ある日、目したインスタグラムの投稿に救われたような思いになるのでした。少しずつ前を向き始めるきっかけとなった投稿とは、いったいどんなものだったのでしょう？また、どんな気持ちになったのでしょうか？『「当たり前」を失った朝』第6話をごらんください。

その投稿とは、人は生まれる前から寿命が決まっていてその中でたくさんの愛に包まれて過ごすというものでした。

夫が生きてきた30年間を考えたとき、愛に包まれながら過ごし、愛を与えてくれた存在だったと気づかされたフォロワーさん。そして、かけがえのないわが子を残してくれた夫へ改めて感謝の気持ちをいだいたのでした。

苦しいときや悲しいとき、どんな言葉に励まされたり救われたりするかは人それぞれでしょう。フォロワーさんはとてもつらいときに自分の思いに合う投稿に出あうことができて良かったですね。

「突然のお別れ」はいつ誰に訪れるかわからない

夫と突然死別してしまうなんて、リコロコさんのフォロワーさんは予想だにしていなかったことでしょう。しかし、それはリコロコさんのフォロワーさんだけでなく、今この漫画を読んでいる読者の方も同じなのではないでしょうか。

日々、当たり前に一緒に過している家族。何の変哲もない「いつもの1日」は、ときに退屈だったり、ゆううつなことがあったりするかもしれませんが、その1日の中には「かけがえのない幸せ」も含まれているはず。意識しなければ忘れてしまいそうなことですが、そんな1日が毎日やってくることも、幸せの一つなのですね。

『「当たり前」を失った朝』は、日々の幸せをもう一度見直し、1日1日を大切に生きていきたくなるエッセー作品です。

著者：ママリ編集部