1. トップ
  2. ファッション
  3. 〈エンジニアド ガーメンツ〉デザイナー・鈴木大器が手がける、新生〈バラクータ〉に注目

〈エンジニアド ガーメンツ〉デザイナー・鈴木大器が手がける、新生〈バラクータ〉に注目

  • 2023.11.10
左/〈バラクータ〉のパッチワーク ダービージャケット、右/フィールドジャケット

英国ブランドの〈バラクータ〉が進化したようだ

〈エンジニアド ガーメンツ〉のデザイナーで、現在はニューヨークを拠点に活動している鈴木大器。彼が英国の老舗アウターブランド〈バラクータ〉とタッグを組み、クリエイティブディレクターに就任。名定番「G9」をはじめとするアイテムはもちろん、注目は昨季から展開する鈴木のカプセルコレクション「フォー クライムス」。

〈バラクータ〉が1950年代にアメリカ進出した際、当時商標が取得できなかったことから短期的に展開された、臨時のブランド名に由来している。鈴木自身がアメリカ・NYを拠点に活動しているということもあり、新しいコレクションにこの名前を冠したという。

さらに特筆すべきは、その素材選び。コーデュロイとツイード、モールスキンはイギリス、デニムはアメリカの生地メーカーから厳選。そしてこれらの素材を鈴木が以前より得意とする、クレイジーパターンで融合させている。

2シーズン目となる2023年秋冬コレクションは、鈴木いわく「秋色のミックス、大胆なパッチワーク、ボリュームのあるシルエット。英国のスタイルに、アメリカンテイストを加えることに重点を置いています」とのこと。鈴木大器による新生〈バラクータ〉から、今後も目が離せない。

Baracuta Four Climes

〈バラクータ〉のパッチワーク ダービージャケット
デニムとモールスキン、ツイード、コーデュロイを切り替えた「パッチワーク ダービージャケット」。遊び心とシックさが両立した一着。179,300円(バラクータ/バラクータ カスタマーサービス TEL:0120-165-006)
〈バラクータ〉のフィールドジャケット
クレイジーパターンのフィールドジャケットは多数配置されたポケットがデザインの特徴。冷風の侵入を防ぐドローコードは、雨から身を守るアウターを作り続けるブランドらしい発想。179,300円。(バラクータ/バラクータ カスタマーサービス TEL:0120-165-006)
〈バラクータ〉のダッフルコート
英国由来のダッフルコートは、意外にも〈バラクータ〉での展開は初めて。ネイビーの裏地は印象変えできるリバーシブル仕様。ジップなどミリタリー要素もプラス。242,000円。(バラクータ/バラクータ カスタマーサービス TEL:0120-165-006)
〈バラクータ〉のダービージャケット
「G9」をベースに、70年代のカリフォルニアで人気のあったダービージャケットを製作。154,000円(バラクータ/バラクータ カスタマーサービス TEL:0120-165-006)
元記事で読む
の記事をもっとみる