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束縛系モラ夫「お前には何もできない」【毎日1時間に1度連絡させられ】ていたが、友人とのランチで?

  • 2023.11.9

筆者の知人Aさんは夫から常に「お前には俺がいないと!」と言われ、強烈な束縛を受けていました。束縛系モラハラ夫と結婚してしまったAさんは、その生活が日常でおかしいとは感じていなかったのですが、しばらくすると疑問を感じるようになったそうです。Aさんから聞いた束縛系モラハラ夫の話をご紹介します。

画像: ftnews.jp

「お前は俺がいないと何にもできない」

Aさんは22才のときに、一回り年上の男性Dと結婚しました。若かったAさんにとってDは頼れる大人の男。彼のことを聞いていれば間違いないと思っていたのです。

「僕についてきてほしい」と言われて、Dとの結婚を決めたAさん。Dさんの言う通り仕事をやめて、家庭に入りDを支えていました。

「お前は俺がいないと何にもできない」とDはAさんに言い、Aさんもその通りだと思って毎日を暮らしていたのです。

エスカレートする夫の束縛

一方のDは年下の妻のことが心配でたまりません。「お前は俺がいないと何もできない」と言い聞かせ、何をするにも報告をさせ、すべてのことはDに報告するように求めていました。

特に連絡事項がないときでも、1時間に1度の報告をするように命じたD。Aさんは素直に言うことを聞き、毎日毎日Dに連絡を入れていたのです。

友人の一言「それっておかしくない?」

ある日、Aさんは友人とランチに出かけました。もちろん夫の許可はとった上での行動です。

久しぶりに会った友人とのランチはとても楽しかったのですが、1時間に1度の連絡を忘れるわけにはいきません。

「ちょっと夫に連絡するね」と言うAさんに、友人が一言いいました。

「その連絡って義務なの? それっておかしくない?」

Aさんにとって友人の一言は衝撃的でした。今まで当たり前だと思っていたDへの連絡ですが、他人から見ればおかしなものであるということに初めて気がついたのです。

一気にモラハラ夫の洗脳が解けたAさん。1時間に1度の連絡をやめてみました。

スッキリ! 私自分で何でもできるよ

連絡をやめたAさんに対し、Dからは怒ったりなだめたり鬼のような連絡が入っていました。ですが、Aさんは気にせず普通に過ごしました。

Dのことを気にしなくてもいい生活はスッキリして、いつもより世界が明るく見えます。

仕事が終わり慌てて帰ってきたDは、Aさんに対しいつものように「お前は俺がいないと何にもできないんだから!」と言ってきますが、すっかり洗脳が解けたAさんはにっこり言い返します。

「私、大人だから1人で何でもできるよ!」

夫はAさんに何も言うことができず、Aさんは自由を手に入れました。長年の洗脳もたった一言で解けてしまうことがあるんですね。心配してくれている気持ちはありがたいのですが、束縛はほどほどに、ですね。

ltnライター:安藤こげ茶

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