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創業1926年!静岡高級川根茶を使った三浦製茶の小さな筒状お茶羊羹【旅するデザイナーがおすすめする旅先でのお土産たち!】

  • 2023.11.9
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静岡の絶景秘境駅!コバルトブルーの川に囲まれるポツンと「奥大井湖上駅」

あまり知られていない秘境に行ってみるのも旅の醍醐味。私の生まれ故郷の静岡にはあまり知られていない、とても不思議な駅があります。それはコバルトブルーの湖にポツンと浮かぶような大井川鉄道の無人駅「奥大井湖上駅」。周りに民家などはありません。

この「奥大井湖上駅」へはJR東海道線の金谷駅から、SLが走ることで知られる大井川鉄道に乗り、約1時間で着く千頭駅にてさらに人気のトロッコ列車に乗り換えて揺られること約1時間でたどり着きます。くねくねとした山道の運転がOKであれば車で行くこともできます。

 

創業1926年!静岡高級川根茶を使った三浦製茶の小さな筒状お茶羊羹【旅するデザイナーがおすすめする旅先でのお土産たち!】
出典 FUDGE.jp

なんて不思議な場所に駅があるのでしょう。駅を上から見下ろすと、時間とともに湖の色がエメラルドグリーンから鮮やかな絵の具のバケツの水のようなコバルトブルーに変わっていき、まるでファンタジー映画の世界に入り込んだかのよう。あまりの絶景に同じような写真を何枚も撮ってしまいます。大人も子どもも、なんだかワクワクしてきて駅まで降りずにはいられなくなります。

できるだけ近づいてみようと山道を下りていくと、なんと線路の横を歩けるように歩道がありました! 歩いて「奥大井湖上駅」に行くことができるのです。

 

創業1926年!静岡高級川根茶を使った三浦製茶の小さな筒状お茶羊羹【旅するデザイナーがおすすめする旅先でのお土産たち!】
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線路のすぐ横をひと一人が通れるほどの細い歩道が。駅のホームはとても幅が狭く、すぐに線路に降りられるほどの高さ!

 

創業1926年!静岡高級川根茶を使った三浦製茶の小さな筒状お茶羊羹【旅するデザイナーがおすすめする旅先でのお土産たち!】
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「せっそきょう」「ひらんだ」聞き覚えのない不思議な音の駅名です。

駅のホームの山手側にはログハウスのような展望休憩所があるだけ。他に何かあるのでは? といろいろと探したのですがログハウスの裏は小さなハイキングコースがあるだけで、ますます謎は深まるばかり。この駅は何のために作られたのでしょう。しかし、湖の美しさと非日常感を満喫するには十分なこの絶景。時間を気にせず、陽の光や鳥の鳴き声を感じることができます。

 

創業1926年!静岡高級川根茶を使った三浦製茶の小さな筒状お茶羊羹【旅するデザイナーがおすすめする旅先でのお土産たち!】
出典 FUDGE.jp

帰りにちょっと有名な吊り橋に。なんと大井川と民家と線路の上を通る吊り橋があるのです! その名も「塩郷の吊り橋」。家の屋根の上に吊り橋がかかっているなんて。。なんという不思議な光景でしょう。しかも吊り橋は板とワイヤーだけ。簡素な作りに唖然。上から「こんにちは」と言いたくなるくらい屋根が近い!

静岡にもこんなに奥深く不思議な秘境があったことを嬉しく思いました。みなさんの故郷にも隠された秘境があるかもしれませんね。

 

高級川根茶を使用した、お土産にピッタリサイズなレトロかわいい濃厚お茶羊羹!

創業1926年!静岡高級川根茶を使った三浦製茶の小さな筒状お茶羊羹【旅するデザイナーがおすすめする旅先でのお土産たち!】
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お土産には川根町にある創業1926年の三浦製菓が作る、こんな不思議な形の小さなお茶羊羹を購入。大井川流域のかなり広いエリアを占める川根地域は、昔からお茶の生産が盛んで、ヨーロッパにも多くの川根茶が輸出されていた時代もあったようです。現在では高級茶の一つとして広く知られるようになっています。

 

創業1926年!静岡高級川根茶を使った三浦製茶の小さな筒状お茶羊羹【旅するデザイナーがおすすめする旅先でのお土産たち!】
出典 FUDGE.jp

箱を開けるとしおりがこんにちは、と、ご丁寧に顔を出してきました。

 

創業1926年!静岡高級川根茶を使った三浦製茶の小さな筒状お茶羊羹【旅するデザイナーがおすすめする旅先でのお土産たち!】
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ひとつがこんな大きさ。お土産に配るのにぴったりサイズ!

さて、レトロパッケージに惹かれたのですが、この羊羹ぴっちりと閉じられていてどう開けるのか不明。と、よく見てみるとこんな文字が。

 

創業1926年!静岡高級川根茶を使った三浦製茶の小さな筒状お茶羊羹【旅するデザイナーがおすすめする旅先でのお土産たち!】
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言われるままに底の部分を親指で押し上げて行ってみると、、、。

 

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出典 FUDGE.jp

なるほど!

 

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ゆっくりとでてきました!

 

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おおおおおおお!!

 

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ということで、小さな豆皿でいただきました。

うん、お茶が濃厚!色も濃いですが、見た目通りのしっかり歯ごたえ羊羹とお茶の香りの濃さ。甘さとお茶の苦味のバランスがちょうど良く、これは小さくても満足です。

 

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朝露の中で芽吹く川根の茶葉は、昔から天然玉露とよばれていました。高級茶の新芽の風味を活かしたお茶羊羹、これからの紅葉の季節に合わせて探してみてください。

 

身近な日本の軌跡と奇跡。旅するデザイナーrumiのInstagram。
@find_rumi

 

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