「本当は限界なんじゃない？」ストレス・疲労・プレッシャーでつぶれそう｜職場のクラッシャー上司

このお話は、部署異動をきっかけに上司からパワハラを受けるようになった、おと(@oto_ppu)さんが、深く傷つき悩みながらも周囲の人のあたたかさに触れ、自分にとっての幸せを見つけるまでの体験談です。昇格したことで心身がすり減っていくものの、業務や部下の管理に追われ、休むことができないおとさん。数少ない休日も家から出る気力すらなく、勝手に涙が出るなど体調は悪くなる一方でした。そんな状況でも、仕事から離れることができなかった理由とは…。『職場のクラッシャー上司』第8話をごらんください。

夫との幸せな未来を夢見て、就職活動から頑張っていたおとさん。たった一人のパワハラで、おとさんのこれまでの努力や、将来の夢まで潰えてしまう可能性があることに、憤りを感じてしまいますね。

「本当はもう限界なんじゃない？」という夫の言葉で涙が溢れるおとさんの姿に、胸が締めつけられます。

退職も一つの選択肢。自分を大切にして幸せになれる行動を

ある日、「経験を積むため」と部署異動を告げられ、張り切っていたおとさん。しかし、異動先で直属の上司・クラ田課長から、数々の陰湿なパワハラを受けることに…。社内で必死に相談するものの、改善するどころかパワハラはさらにエスカレート。心身ともに限界を迎えたおとさんは退職を決意しました。

会社でパワハラを受けたら、社内の相談窓口や、全国に設置された労働局に相談できます。そのときは、事実関係を整理しやすいよう、パワハラの内容や日時などを、メモや録音・録画で証拠として記録しておきましょう。おとさんのケースのように、相談しても改善が見られなかったり、十分な支援を受けられなかったりした場合には、法テラス(国が設立した法的トラブル解決の総合案内所)を利用するのも選択肢です。

パワハラされた側が心を病んでしまうことも少なくありません。自分の心身を守るために、退職するのも自分を守る手段ですね。『職場のクラッシャー上司』は、限りある人生を笑顔で穏やかな心で過ごせる選択をするよう、背中を押してくれる体験漫画です。

著者：NAKAMA