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どうしてもジャンクフードを食べてしまう5つの原因

  • 2023.11.8

なにかを無性に食べたくなる欲求は、なかなか避け難い現実でもある。ダイエットが順調に進んでいると思いきや、砂糖と脂肪がたっぷり使われた食べものが無性に食べたくなる衝動にあっさりと負けてしまう。「減量するためにすべきことはわかっているけれど、無性に食べたい欲求がダイエットの障害になると私のクライアントはよく言っています」と話すのは、『The Flexitarian Diet』を著書に持つ栄養士のドーン・ジャクソン・ブラトナー。

欲求に負けてしまう原因はどうやら、身体的、感情的、環境的な要因に起因するという。でも幸いなことに、ある習慣を変えるだけで突然現れる欲求を抑えることができるとか。その5つの習慣とは? アメリカ版ウィメンズヘルスから詳しくみていこう。

食事を抜くこと

「食事を抜く人は低血糖を起こしやすいため、即効性エネルギー源となる食べものを求める欲求が高まります」とブラトナー。要するに、食事を抜いて血糖値が下がると、体は精製された炭水化物のような、素早くエネルギーを得られる食べものを欲しがるようになる。でも、このような食べものを食べたところでまたすぐおなかが空くだけなので、大体5時間おきにタンパク質、全粒穀物、野菜、健康的な脂質を含むバランスのとれた食事をとり、必要に応じて間食も摂るようにするといい。これらを組み合わせると消化に時間がかかるため、血糖値が安定し、ポテトチップスを1袋一気に食べたくなる衝動を抑えることができる。時間通りに食事をとるのが難しいのなら、タイマーをセットしておくなり工夫してみよう。

いつも疲れている

Women's Health

この場合は、身体的な要素よりも感情的な要素に支配されやすい。ブラトナーいわく、睡眠不足は意志の力を弱らせる。「適切な休養をとらなければ、体によくない食べものからエネルギー源を求めてしまう傾向に陥ります」とブラトナー。ジャンクフードに手を伸ばす前に、外に出て早歩きをしてみたり、イギー・アゼリアの『Fancy』を聴くなど、活力を取り戻せるなにかを試すようにしてみて。

ストレスを溜め込む

「締め切りなどに追われたり、プレッシャーを感じていたりするときほど、食べたい欲求に負けやすくなります」とブラトナー。健康的な食生活を自分の感情に邪魔させないためにも、食べものに頼らなくてはならないほどストレスを抱え込む前に、自分でストレスに対処することが肝心。「深呼吸をしたり、心が落ち着くような音楽を聴いたり、心配事をリストに書き出してそれを1つずつ片付けていくなど、ストレスを減らす効果的な方法を実践していきましょう」とブラトナー。重要なことは、ストレスを感じると食べてしまうことを自覚し、不安を取り除くためのステップを踏むようにすること。

イライラしてしまう

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「イライラすると、多くの大人はジャンクフードを食べてストレスを晴らそうとします」とブラトナー。そんなときの対処法は、自分に時間を与えること。「欲求を満たさなければ悪化すると考える人が多いですが、それは事実ではありません。人間の感情のように、欲求にも波があります」。ジャンクフードを食べる前に、5〜10分休息をとることで、欲求が自然と消えることがある。「私のクライアントは食べたい衝動が出たときにフェイスパックをするようにしていますが、パックを外す頃にはもう食べたいと思わなくなっているようです」とブラトナー。5〜10分時間をとるときに大切なことは、「さらに自分にストレスを与えるようなこと」をせずに、「気持ちが穏やかになること」をすること。

ジャンクフードを買う

「自分の意志で誘惑を我慢しようとしても、それはうまくいかないでしょう」とブラトナー。「意思力は消耗するもので、無限に使えるものではありません」。それよりも、誘惑に負けない環境に整えることのほうが大切。例えば、「空腹でスーパーには行かない」など、基本的なルールを守るようにしよう。同僚が職場にドーナツの差し入れを持ってきたときはどうする? 「食べ過ぎるからといって、食べちゃいけないと思わないことです」とブラトナー。「その代わり、本当にドーナツを食べたいなら自分で一つ買いに行けばいいよ、と自分に言ってみてください」。少し手間がかかるとなると、そうすることが本当に価値のあることかを冷静に判断しやすくなるから。 ※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。Text: ZAHRA BARNES Translation : Yukie Kawabata

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