『DEAR BUTTER SAND』の幸せの焦がしバターサンド【手みやげのネタ帖】

本誌連載「&food」担当、ライターP(ぴい)さんが毎月こっそり教えてくれる、おいしい手みやげメモ。

手渡すひと言「バター好きに贈りたい六角形」

この秋、青山から麻布台ヒルズに移転したばかりのフレンチ・レストラン『フロリレージュ』。「世界のベストレストラン50」や「アジアのベストレストラン50」入賞など、高い評価を受け、世界中のフーディたちの憧れの１軒となっているのだが、そのオーナーシェフ 川手寛康さんが満を持して生み出したのが、バタークリームをふんだんに挟んだ「幸せの焦がしバターサンド」である。さくっとした歯ごたえとキレのいいガレット・ブルトンヌ（これもバターですね）、沖縄産のラム酒をたっぷり吸い込ませたレーズン入りの、焦がしバター風味のバタークリーム。それらが三位一体となって、この上なく贅沢な香りと味わいを生み出しています。一瞬、バタークリーム層の厚みに「これはこってり系？」と思うかもしれないが、それがすーっと爽やかに消えていくのである。１個で大満足。シアワセをあなたに。１個いかが？

「幸せの焦がしバターサンド」 ３個入り￥2,470 ６個入り￥4,480。

オンラインショップのみ

写真・文／P（ぴい）

ライター 渡辺 紀子

皆からの呼び名は、P(ぴい)。「食べるものなら、おいしくてもおいしくなくても愛おしい」を口上に、『&Premium』創刊時から食の連載「&food」を担当。