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【秋の行事祭】狸⾕⼭不動院 ~ 秋まつり・おつながり参拝 ~

  • 2023.11.8

交通安全祈祷でも有名な「狸⾕⼭不動院」。町を走る車やバイクに狸谷山の赤いステッカーが貼られているのを、しばしば見かけるのではないでしょうか?そんな狸谷山不動院で秋の行事祭「おつながり参拝」が執り行われたので、その様子をご報告いたします。

一乗寺の秘奥「狸谷山不動院」

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「交通安全祈祷」や「ガン封じ」で有名な「狸⾕⼭不動院」は、一乗寺の奥山「瓜生山」にあります。

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その歴史は古く、なんと平安時代に桓武天皇(737~806年)が都の鬼門であるこの地に、不動尊を安置したのが始まりとのことです。

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荘厳な「懸造 (かけづくり)」の本堂は、必見中の必見です。

秋の行事祭「おつながり参拝」

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そんな狸谷山不動院で執り行われる秋の行事祭「おつながり参拝」は、本堂内陣に鎮座されている「お不動様」の右手の剣に布を結び、それを護摩道場まで引き寄せ、その布に触れながらお祈りを捧げるという霊験あらたかな行事です。

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本堂内陣は撮影禁止で様子をお伝え出来ませんが、本堂での祭事の後、本堂下の道場で「野外大護摩供」が行われます。

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こちらは写真撮影が可能で、道場を取り囲むように参拝客が集まり、勇壮な「野外大護摩供」の様子をカメラに収めていました。

大炎の「野外大護摩供」

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道場中央の「野外大護摩」に火が入ると、瞬く間に炎が燃え上がり、遠巻きに見てるだけでも顔が焼けるほどの熱波にさらされます。

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参拝客が持ち寄った護摩が集められ炎にくべられます。

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ご祈祷が捧げられ、炎の勢いは益々高まります。

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その炎の加護を以って加持が行われるので、その際は、手を合わせ、首を垂れて儀式を受けます。

鞄や財布もお加持いただく

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参拝客の加持が終わると、次は鞄や財布も護摩の炎でお加持していただくことができます。

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山伏の皆さまが次々と鞄を受け取り、護摩の炎でご加持をしてくださいました。
中にはカメラをお預けしてご加持をしていただくカメラマンの方もおられました。

「おつながり布まもり」の授与

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大護摩供が終わると「おつながり布まもり」の授与が始まりました。

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これは昨年の「おつながり参拝」で不動様に巻かれた布をお守りにされたもので、これを授かれば、いつも不動様とおつながりいただけるとあって、多くの参拝客が買い求めていました。

祭事の終焉

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護摩の炎も落ち着くと、いよいよ祭事は終焉を迎えます。

「秋のおつながり参拝」は、10時頃に山伏の皆さまが本堂の下にある自動車祈祷殿を出発し、勾配のある参道と250段の階段を本堂まで練り歩き、本堂でご祈祷、そして「野外大護摩供」に至る祭事でしたが、いかがでしたでしょうか?

狸谷山不動院では「秋のおつながり参拝」の他にも、毎月3日、16日、28日に11時から「護摩木祈願祭」が開催されています。
願い事を書いた護摩木を持って法要に参列し、本堂の内陣を通って不動明王様をすぐ近くで参拝することができます。
11月の「おつながり参拝」に限らず、狸谷山不動院に足を運んでみてはいかがでしょうか?

基本情報

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<狸谷山不動院>
◇所在地
〒606-8156
京都市左京区一乗寺松原町6
tel 075-722-0025/FAX 075-722-9516
◇拝観・開館時間
・午前9時〜午後4時
◇見学所要時間
・約60分
◇休日・休館
・無休
◇料金
・入山料:500円
◇予約方法
・予約不要
◇車椅子による見学
・一部可(自動車祈祷殿のみ ※介添必要)

アクセス

<公共交通機関>
◇JR京都駅から
・5系統 岡崎公園 平安神宮 銀閣寺・岩倉行き(約50分)
◇地下鉄 四条烏丸駅、阪急電車 烏丸駅から
・5系統 岡崎公園 平安神宮 銀閣寺・岩倉行き(約40分)
◇地下鉄 北大路駅から
・北8系統 修学院 松ヶ崎駅行き(約15分)
◇阪急電車 河原町駅から
・5系統 岡崎公園 平安神宮 銀閣寺・岩倉行き(約30分)
◇京阪電車 三条駅から
・5系統 岡崎公園 平安神宮 銀閣寺・岩倉行き(約25分)

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