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【静岡市葵区】森の住人たちのより所『ウータンママのキッチン』

  • 2023.11.8
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こんにちは、みゆぱるすです。 今回は2023年8月に静岡市葵区大岩にオープンした「ウータンママのキッチン」を紹介します。

ヘルシーで心と身体に優しいカフェがオープン

静岡市の街中から大岩方面に進み、清水銀行大岩店を過ぎると、左手に『何も書いていない黄色い看板』が目に入ってきます。 この場所が2023年8月にオープンした「ウータンママのキッチン」です。

出典:リビング静岡Web

何も書いていない黄色い看板が目印です

店名の由来とコンセプト

「ウータンママのキッチン」には、お店のマスコットのオランウータンの「ウータン」がいます。 店主さんの動物の名前を店名に取り入れたいという思いと「オランウータンをマスコットにしているお店って他にないんじゃない?」という発想から、この店名が生まれました。

 

出典:リビング静岡Web

お店のマスコット「ウータン」

このお店のコンセプトは「森の住人たちのより所」 森の住人は来てくださるお客さまのことなんですって。 「ウータン」のママである店主さんが、お客さま(森の住人)がジャングルでゆったりくつろげる温かい家庭のような空間を作り出しています。

お店の雰囲気

お店の外観からは、「ここがカフェ?」と思ってしまうかもしれません。

 

出典:リビング静岡Web

お店の外観はこんな感じ

勇気を出して扉を開けると、そこには、ジャングルの一角に迷い込んだかのような空間が目に入ります。店内には観葉植物や天井から垂れ下がる緑のツタが置かれ、まるで森の中にいるかのような気分になります。

 

出典:リビング静岡Web

ジャングルをモチーフにした内装

カウンター席は落ち着いた木目調が使われ、暖かみのある照明が心地よい雰囲気を演出しています。テーブル席はプライベート感がありつつも、開放的な空間になっているので、一人でも、友人や家族と一緒でもリラックスして食事や会話を楽しめそうです。

お店をやろうと思ったきっかけ

かつて英語教師だった店主さんは、「いつか、学生たちが集まって和気あいあいと過ごすことのできるカフェを持ちたいな」という長年の夢を抱いていました。 この夢は、教壇を離れて静岡市葵区鷹匠にある喫茶店「カレーと喫茶あまりろ」で働き始めた時に再び火が付いたとのこと。 「カレーと喫茶あまりろ」での充実した楽しい経験から、学生たちがリラックスして勉強やおしゃべりを楽しめるような場を提供したいという思いが、「ウータンママのキッチン」を開業するきっかけになったようですよ。

 

出典:リビング静岡Web

落ち着けるテーブル席

こだわりの食材

こだわりの食材についてお伺いしたところ、「ウータン定食のどさんこ汁ですね」との返答がありました。このどさんこ汁で使用している北海道産「へうげ(ひょうげ)みそ」がこだわりポイントだそうです。

 

出典:リビング静岡Web

こだわりの「へうげ(ひょうげ)みそ」

自然農法で栽培された米や、農薬や化学肥料を使用しない大豆など厳選された素材で作られた味噌で、食べ物本来の力強さを感じたため、お店での使用を決めたようです。 私もいただきましたがほっこりする優しいお味でとても美味しかったです。

ウータン定食をいただきました。

ランチタイムには毎日15食限定で提供される『ウータン定食』があります。 定食には、低温でじっくりと柔らかく調理された鶏むね肉、さっぱりとしたキャロットラペ、旬のお野菜、ゆで卵、ピリッとした麻婆豆腐、そして16穀米とどさんこ汁があります。

 

出典:リビング静岡Web

ヘルシーなランチ「ウータン定食」

特に、鶏むね肉の柔らかさには驚かされます。しっとりとしてジューシーで、タレとの相性も抜群です。

 

出典:リビング静岡Web

柔らかくてジューシーな鶏むね肉

どさんこ汁にはじゃがいも、にんじん、そしてコーンが入っており、味噌の優しい甘さが際立っています。コーンのシャキシャキした食感と甘みが新鮮でした。

 

出典:リビング静岡Web

お店のこだわりたっぷりの「どさんこ汁」

キャロットラペはアーモンドやレーズンが加わり、マイルドな酸味が味わいを引き立てていて大満足のランチでしたよ。

 

出典:リビング静岡Web

マイルドな酸味が美味しい「キャロットラペ」

 

出典:リビング静岡Web

隠れた人気の「ピーマンの塩昆布和え」

おすすめスイーツ

「ウータンママのキッチン」では、北海道産の発酵あずきを使用したスイーツがおすすめです。 特に「冷やし発酵あずきバニラアイス付」は、発酵あずきのほんのりした甘味と冷たいアイスがとても合いますよ。ランチの後にいただけるミニサイズもあるのでセットで頼むのもありですね。

 

出典:リビング静岡Web

優しい甘さの「発酵あずきのバニラアイス付」

これから冬の時期になると発酵あずきを使ったぜんざいも登場する予定 スイーツって太っちゃうかも……なんていう心配も発酵小豆なら罪悪感なく食べられちゃいます。

期間限定カフェメニュー

「ウータンママのキッチン」ではランチだけでなく、季節ごとに楽しめる限定メニューを提供しています。 11月は毎日6食限定で「りんごまみれ」というおやつセットが登場。

 

出典:リビング静岡Web

カフェタイムにはりんごのおやつセットの「りんごまみれ」

りんごケーキ、焼きりんごの紅茶のクリーム添え、キャラメルプリンの自家製りんごシャーベット乗せ、アップルティー(コーヒーや紅茶に変更可)が楽しめます。

 

出典:リビング静岡Web

「りんごケーキと焼きりんごの紅茶クリーム添え」

 

出典:リビング静岡Web

動物がかわいい「キャラメルプリンの自家製りんごシャーベット乗せ」

 

出典:リビング静岡Web

ティーポットで淹れる「アップルティー」

 

出典:リビング静岡Web

アップルティーにはりんごが入ってます

このメニューは11月21日(火)までとなっているので、興味のある方はぜひお早めに訪れてください。 この後にはクリスマス限定メニューなど、季節の移り変わりを感じさせる新しい味のラインナップが続きますよ。

お店のこれから

今後の夢をお伺いしたところ「ゆくゆくは、2階も改装して更に多くのお客さんにランチに来てもらい、ゆっくりくつろげる空間を作りたいと考えています。また、カフェタイムには自習をする学生さんや地域の方々が気軽におしゃべりに来られるような場所にしたいです」とのことでした。

 

出典:リビング静岡Web

店主さんとウータン

最後に

このお店の魅力の一つは、間違いなくその店主さん自身にあります。 今回も、美味しいランチやスイーツをいただきつつ、とても楽しい取材の時間を過ごさせていただきました。 「何も書いていない黄色い看板」が目印のこのお店に、近い将来「ウータンママのキッチン」という名前が刻まれる日を楽しみにしています。 訪れた際には、ぜひ店主さんとの会話を楽しみながら、心温まる時間を過ごしていただければと思います!

ウータンママのキッチン 住所/〒420-0886 静岡市葵区大岩2丁目45-21 電話番号/054-298-7127 営業時間/(ランチタイム)11:00~14:00(Lo:13:30) (カフェタイム)14:30〜17:00(Lo:16:30) 駐車場/3台 定休日/水曜日、木曜日 インスタグラム:https://www.instagram.com/utanmama2023/

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