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iPhoneユーザーなら絶対知っておきたい「Safari」の小ワザ8選

  • 2023.11.7

iPhoneユーザーなら毎日のように使っているWebブラウザ「Safari(サファリ)」。iOSがバージョンアップすると共に、新しい機能が追加されたり操作性が向上しています。これらの機能を知っているかどうかで、Safariの使い勝手は大きく変わるのです。そこで今回は、iPhone標準のWebブラウザSafariを快適に使うための小ワザを厳選して8つ紹介しましょう。

【1】ツールバーを非表示にしてWebサイトをフル表示する

Safariの画面には、前のページに戻ったりタブを切り替えたりするための「ツールバー」が、常に画面下に表示されています。でも、実はこれ、非表示にできるのをご存じでしょうか?

ツールバーが消えた分だけ、Webサイトをフル表示できるので、いつもより見やすくなるんです。

もちろん、いったん画面上から消えたツールバーは、画面上のどこかをタッチすることで再表示されるので、ご安心ください。

とくに、iPhone SEやiPhone 12 miniなど、画面サイズの小さい機種を使っている人にはオススメです。

ツールバーを非表示にしてフルスクリーン表示する手順

ツールバーを非表示にしてフルスクリーン表示する手順1
まず、Safariの画面下にあるツールバーの左側にある「ぁあ」をタップします(左写真)。表示されたメニューから「ツールバーを非表示」を選べばOKです(右写真)
ツールバーを非表示にしてフルスクリーン表示する手順2
左側がツールバーあり、右側がツールバーなしです。画面下にツールバーがあるときは、スクロールしないと全文章を読めませんでしたが、ツールバーを非表示にするとすべての文章を表示できるようになりました

【2】表示方法をデスクトップ(PC)用に切り替えて扱いやすくする

現在では、多くのWebサイトが、スマホに最適化されたページ構成になっていますが、なかには「スマホ用よりデスクトップ用のほうが使いやすい」「デスクトップ用でないと特定の機能が使えない」といった場合もあります。

そのようなときは、Safariの表示をスマホ用ではなく“デスクトップ用”に切り替えて使いましょう。

実は、SafariではiOS 13からデスクトップ(PC)用のWebサイト表示が可能になっています。

切り替え方法は、Safariのアドレスバー左側にある「ぁあ」からメニューを表示します。あとは「デスクトップ用Webサイトを表示」を選択するだけでOKです。

Webサイトの表示をデスクトップ用に切り替える手順

Webサイトの表示をデスクトップ用に切り替える手順1
SafariでWebページを開き、画面左下にある「ぁあ」をタップ(左写真)。するとメニューが表示されるので、「デスクトップ用Webサイトを表示」を選べばOKです(右写真)
Webサイトの表示をデスクトップ用に切り替える手順2
左側はスマホ用に最適化され、小さい画面でもコンテンツが見やすいモバイル用。右側はデスクトップ用で、パソコン用の画面をそのまま表示しています(画像はYahoo! JAPAN公式サイトを転載)

【3】開いているタブを一気に閉じて動作を軽くする!

iPhoneのSafariでWebサイトを閲覧していると、どんどん開いたタブが溜まっていきますよね。

不必要なWebサイトをいつまでもバックグランドで開いていると、iPhoneやSafariの動作がどんどん重くなってしまいます。

そこでオススメなのが、タブを一括で閉じる小ワザです。開いているタブをひとつずつ閉じるより何倍も早く一気に処理できますので、ぜひお試しください。

開いているタブを一括で閉じる手順

開いているタブを一括で閉じる手順
Safariの画面右下にある「タブ」アイコンを長押します(左写真)。するとメニューが表示されるので、「○個のタブすべて閉じる」を選べば一気に閉じることができます(右写真)

【4】スクロールせずWebページの最上部にジャンプ!

長めのニュースサイトなどを、最後まで下にスクロールして読んだあと、ページの先頭に戻りたい場合、アナタは何度も画面をスクロールしていませんか?

実はSafariには、一瞬でページの最上部にジャンプできる機能が搭載されています。

しかも、操作はとっても簡単で、時計やバッテリー残量が表示されている「ステータスバー」部分をタップするだけでいいんです。

これを覚えておくだけで、今後はムダに何度も画面をスクロールしなくても済みますよ。

Webページの最上部に一瞬でジャンプする手順

Webページの最上部に一瞬でジャンプする手順
SafariでWebページを表示中、最上部に戻りたくなったらステータスバー部分をタップしてみましょう(左写真)。何度もスクロールせずとも、一瞬でWebページの最上部にジャンプできます(右写真)

【5】一定期間を経過したタブは自動で閉じることができる

Safariには、一定期間経過したタブを自動的に閉じる機能が搭載されているのをご存じでしょうか?

設定できる期間は「1日後」「1週間後」「1カ月後」の3つありますので好みで設定しておきましょう。

いちいち手動でタブを閉じるのが面倒だという人は、ぜひこの機能を使ってみてください。

一定期間を経過したタブを自動的に消去する手順

一定期間を経過したタブを自動的に消去する手順1
まず、iPhoneの「設定」をタップします(左写真)。次に設定のなかから「Safari」を選択しましょう(右写真)
一定期間を経過したタブを自動的に消去する手順2
画面中央にある「タブを閉じる」の項目をタップしたら(左写真)、タブを閉じる期間を自分の好みで選べばOKです(右写真)

【6】タブを一瞬で切り替える小ワザ!

iOS 15のアップデートでは、Safariのアドレスバーが画面下に移動しました。

UIが大きく変わったことで、操作しにくいと感じた人もいるかもしれませんが、これは新しいジェスチャーを追加するための仕様変更です。

アドレスバーが下に表示された状態なら、左右のスワイプでタブを簡単に切り替えることが可能となっています。

ちなみに、このアドレスバーを上にスワイプすると、タブ一覧を表示できます。

タブの切り替えやタブ一覧を表示する手順

タブの切り替えやタブ一覧を表示する手順
アドレスバーを左右にスワイプすることで、タブを切り替えることができます(左写真)。アドレスバーを上にスワイプすると、タブ一覧の画面を開けます(右写真)

【7】誤って閉じたタブを復活させる!

Webサイトを見ているとタブが多く溜まってしまいますよね。不必要なページが多いと、誤って必要なタブのほうを閉じてしまった、なんてことも……。

もち、誤って必要なタブを閉じてしまったら、タブ一覧画面を開き、「+」アイコンを長押し閉じてしまったWebページを復活させましょう。

誤って閉じたタブを再表示させる手順

誤って閉じたタブを再表示させる手順
まず、Safariの画面右下の「タブ」アイコンをタップします(左写真)。すると、タブ一覧が開くので右下の「+」を長押ししましょう。これで「最近閉じたタブ」のメニューが開きます(右写真)。ここから誤って閉じたWebページを簡単に表示できますよ

【8】「リーダー」機能でWebページの装飾を排除して文章のみを表示させる

Webサイトには見た目や検索性を高めるため、さまざまな装飾が施されています。しかし、本文の内容とは関係がないものが多いと逆に読みにくいですよね。

さらに“本文だけに集中して読みたい”という人は、Safariの「リーダー」機能を使ってみましょう。これなら装飾を省いてタイトルや本文だけをスッキリと表示してくれるので、かなり文章に集中して読むことができるでしょう。

ただし、Webサイトの仕様によってはこの「リーダー」が使えない場合もありますので、いつも見ているページで利用できるか確認してみましょう。

「リーダー」機能で本文だけをスッキリ表示する手順

「リーダー」機能で本文だけをスッキリ表示する手順1
まず、Safariの画面左下にある「ぁあ」をタップします(左写真)。次に、メニューのなかから「リーダーを表示」を選択しましょう(右写真)。これでよけいな装飾が省かれます
「リーダー」機能で本文だけをスッキリ表示する手順2
左側が通常の装飾のあるWebサイトで、右側が装飾を省いた「リーダー」表示です。WebサイトのロゴやTwitterボタンなどの装飾が表示されないので、文章だけのスッキリした表示になります

まとめ

今回はiPhoneの標準Webブラウザアプリ「Safari」で使える便利な小ワザを8つ紹介しました。

これまで、Safariにこのような機能があることを知らなかったために、ムダなことをしていた人も多いのではないでしょうか? これからは、今回紹介した小ワザを駆使することで、さらに快適にSafariを利用できるでしょう。

※サムネイル画像(Image:Poetra.RH / Shutterstock.com)

By OTONA LIFE

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