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その塗り方間違いかも!?NGなハンドクリームの塗り方

  • 2023.11.7

「ハンドクリームを塗っているのに、また手が荒れてしまった」とお悩みではありませんか?

ハンドクリームは顔のスキンケアほど丁寧に塗る意識をもたれにくく、間違った塗り方をしている人も少なくありません。

コスメコンシェルジュで美容ライターの筆者が、ハンドクリームの塗り方のNG例を挙げながら、正しいお手入れ方法をご紹介します。

■40・50代のハンドクリームの選び方

お悩みが少なくない「大人の手」。人によってケアしたい要素が異なるため、お悩みに合わせてハンドクリームを選ぶことが大切です。

乾燥ケアをメインにするのなら、水分を保つ力をもつ「セラミド」や「ヒアルロン酸」が配合されたものがおすすめです。

乾燥がひどく手が荒れている時は、薬用ハンドクリームの力を借りるとよいでしょう。

肌のキメを整えたい人には、肌を滑らかに整える「ビタミンC誘導体」が◎。ビタミンC誘導体はハリを求める人にもおすすめです。

ハリのお悩みには、弾力を与える「コラーゲン」もよいでしょう。

■お悩み別のおすすめハンドクリーム

カルテHD モイスチュア ハンドクリーム/カルテ

肌がゆらぎやすい人や低刺激なものを選びたい人には、こちらがおすすめです。

敏感肌の人から支持されるブランドとして知られており、ベタつかない使用感でありながら保湿力にもすぐれています。
(50g 税込価格990円)

オーラザハンド/メンソレータム

年齢が目立ってお悩みの人には、こちらがおすすめ。

うるおい成分による保湿はもちろんのこと、メイクアップ効果で明るくきれいな印象に仕立てることができます。
(70g 税込価格1,430円(編集部調べ))

■ハンドクリームのNGな塗り方3つ

ハンドクリームを効果的に使うには、塗り方も重要です。

よくある間違った塗り方改善方法をご紹介します。

(1)保水ができていない

水分が足りていない状態でクリームを塗っても、肌が必要とする水分を補うことはできません。

顔のお手入れと同じように、クリームを塗る前に水分を与えることが大切です。

改善方法

最初に手元を保水しましょう。保水するためのアイテムは、リーズナブルな化粧水でもOKです。

水分を与えてからクリームを塗ると、その水分を保持する効果が期待できます。

(2)量が少なすぎる

ベタつきが苦手な人や、すぐにスマートフォンを触りたい人にありがちなのが、使用量が少なすぎるケースです。

大人の手元をきちんと保湿するには、1〜2センチ程度の少量のハンドクリームを薄くのばすだけでは十分とはいえません。

改善方法

ハンドクリームの適量は、人差し指の先〜第一関節までの長さが目安といわれています。

乾燥した大人の手元にはやや少ないことが多いので、第二関節の途中くらいまでを目安にすることをおすすめします。

手首まできちんと保湿することが理想的なので、たっぷり使えるものを選ぶとよいでしょう。

(3)塗り漏れがある

ハンドクリームを塗るときにパパッと手の甲にだけ塗る人が多いですが、この塗り方では手全体を保湿することができません。

ハンドケアでは細部まで丁寧に塗り込むことが重要です。

改善方法

もっとも乾燥しやすい手の甲から塗り始め、指と指の間もきちんと塗りましょう。

水かき部分爪の周りなども、反対の指でつまむようにして丁寧に塗ってください。

このように細部までしっかりとハンドクリームを塗布することで、乾燥が気になる時期もうるおいを保ちやすくなります。

秋冬は手にとってきびしい季節です。手が荒れてから悩まないためにも、早めに丁寧なハンドケアを始めておくとよいでしょう。今年の冬は、人前で手を隠さず堂々と過ごしてみてください。

※各商品の情報は記事公開時のものです。

(美容ライター・コスメコンシェルジュ/古賀 令奈)

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