子ども同士の「無視」…原因を防犯カメラで分析した母の行動力がすごい

小学4年生の娘・かえでちゃんは、仲良しだった友だち・雪ちゃんに突然、無視されてしまいます。しかも、雪ちゃんとの約束で、雪ちゃんの大切なシール帳を預かったまま。わけが分からないかえでちゃんは、思い切って雪ちゃんに話しかけますが…。ミント・スカッと体験談マンガ(@minto_suga22)さんによるエッセー作品『嘘つきママ友に嵌められました』をダイジェスト版でごらんください。

仲良しだった友だちに突き飛ばされて…

ある日突然、仲良しだった友だち・雪ちゃんから無視されるようになってしまった かえで。心当たりがなく、困惑します。ところが、なぜか「かえでが雪をイジメている」という疑いをかけられ、親が学校に呼び出されてしまいます。

雪ちゃんの真意をたしかめるために、勇気を出して話しかけました。ところが、思いっきり突き飛ばされてしまい、手首にケガをしてしまいます。心が折れてしまい、「もうムリだ」と諦めた瞬間でした。

このまま、かえでちゃんの疑いは晴れないのでしょうか？

娘の行動がきっかけで、母も動いた

家に帰ってくるなり、大号泣してしまった娘・かえで。落ち着いたタイミングで、少しずつ学校でのできごとを話してくれました。そして、娘との会話がきっかけで、何かひらめいたかえでのママ。急いで、どこかへと出かけます。

やっと証拠を見つけた！

娘の「エレベーターホールで」という言葉をきっかけに、ピンと来た かえでの母。マンション内でのできごとなら、防犯カメラに写っている可能性が高いと思い、組合長の元へお願いへ行きました。通常は防犯カメラを見ることはできないものですが、事情を話すと特別に見せてくれることに。

そこには、雪ちゃんがシール帳を預けている姿が映っていました。これで、娘が雪ちゃんのシール帳をムリに奪ったり盗ったりしていないことが、客観的に証明されました。証拠を押さえることができたため、再び雪ちゃんのママとの話し合いができそうです。

雪ちゃんのママはかえでによるいじめをうたがっていましたが、かえでのママが娘のことを信じた結果、状況を見誤らずに済みました。子ども同士の問題はナイーブで話が食い違うこともありますが、親として正しい状況把握ができるように心がけたいものですね。

著者：ももこ