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彼は不倫常習犯でした… 家庭崩壊に怯える30代妻の「パート不倫の末路」【後編】

  • 2023.11.5

育児がひと段落ついたタイミングで、スーパーでレジのパートを始めた成実さん(仮名・34歳)。ひょんなことから同僚の磯岡さん(仮名)と親しくなり、彼の影のある雰囲気に惹かれていきます。磯岡さんは結婚しているものの、ある事情から家族と離れて一人暮らしをしているそう。二人で食事をしたあとに関係を持ってしまい、W不倫に堕ちてしまったといいます。その後、不倫関係はどんな結末を迎えたのでしょうか…。

パート先に家族がやってきて

「パートを始めて半年が経過しました。職場では私たち以外にも不倫カップルが多くて、誰と誰が不倫している…などの噂話にも参加するように。私自身も秘かに磯岡さんとの関係を続けていました。
ある出勤日に、会社や学校が休みだった夫と子どもが様子を見にお店にやってきました。磯岡さんの担当は鮮魚コーナーの奥なので、会う心配もなし。家族に対して手を振って応えていました。すると夫たちが去った20分後くらいに、レジに並んでいる女性がやけに私のことを見ているのに気づきました」

睨みつけてきた女性の正体

「レジの列が進み、その女性の番になりました。じっと、私を睨みつけるように見ているのです。クレームでも入れられるのかな…と思いましたが、そんなことはなく、普通に去っていったので安心しました。
数日後、磯岡さんと仕事終わりに会う約束をしていました。私は夕方には仕事が終わるので、“先に部屋で待ってて”と鍵を渡されました。職場を出て彼のアパートへ行くと、建物の前に女性の姿が。それはなんと、数日前にレジで私を睨みつけてきた女性。スタスタと近づいてきて、“やっぱりあなただったのね”と言われました。女性は、磯岡さんの妻だったのです。そして彼女と近くのファミレスで話をすることに…」

別居の理由が明らかに…

「磯岡さんの妻が、“一緒に暮らしていない理由を聞いているか”と尋ねてきました。私は当時、お金の問題だと思っていたんです。暮らしも質素だったので、借金でもあるのかもしれないと。妻が言うには、女性問題。彼は前の店舗でも、女性と不倫をしていたそう。しかも、相手が一人ではなかったと。磯岡さんは、やはりモテるタイプだったようです。私のように雰囲気に惹かれる女性が多いらしく、“初めて見たときに相手はあなたじゃないかと思った”と言われました。それで、睨むような視線を向けてきたのだと分かりました。
磯岡さんの不倫により、反省を促す意味で別居という形をとったそう。しかし彼は反省することなく、また同じことを繰り返してしまったというわけです。妻は、“私たちは離婚するけど、あなたは家庭を大事にしたほうがいい”と言いました。どうやら、スーパーで私が夫たちと接している姿を見ていたようでした」

不倫相手のヤバい発言に…

「翌日、磯岡さんから連絡が来て、“妻と離婚することになった”と報告されました。話がしたいと言われ、ファミレスに呼び出されたんです。磯岡さんは、やや怒っているような不機嫌な様子。“なんで俺だけ不幸な目に遭うんだ”と言い、私にも責任があるということをアピールしてきました。そして、関係を職場に漏らすというような発言も。他の同僚にバレてしまったら、家族にも伝わる可能性があります。これはヤバいと思い、磯岡さんと別れた後ですぐに職場へ連絡。家庭の事情で辞めさせて欲しいと伝えました。心苦しくはありましたが、翌週で辞めることができました。
以降、磯岡さんとは連絡を取っていません。パートをやめて半年ほど経ちますが、当時の関係をリークされるのではないかという不安は今もあります。そしてやはり、そのスーパーを利用することはできなくなりましたね」

“パート先で不倫に堕ちた女性の告白”をご紹介しました。
家族の崩壊は免れたようですが、まだその危険は残っています。いつ、不倫相手が行動に移すか分かりません。生きた心地がしない日々が、まだしばらくは続くことでしょう。

©Liza5450/Adobe Stock ©beeboys/Adobe Stock

文・塚田牧夫

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