デヴィッド・ボウイ、死の2日前に公開された写真がダンディすぎる！

ロック界のレジェンド、デヴィッド・ボウイが1月10日にこの世を去りました。

この突然の悲しい訃報に、イギー・ポップ、ミック・ジャガー、ブライアン・イーノ、トニー・ヴィスコンティといった所縁のあるミュージシャンはもちろん、世界中の多くの人々からデヴィッドに向けた追悼の意が寄せられています。

そして死のわずか2日前、69歳の誕生日の時に公開された写真がこちら。

とても肝臓がんだったとは思えない、若々しくダンディな姿にまたしてもファンの間に大きな衝撃が走っています。

写真は、最新アルバム『★（ブラックスター）』のリリースを記念して撮影されたもの。

ガレージの前で細身のスーツに身を包み、こぼれんばかりの満面の笑みをこぼすデヴィッドは、カリスマ的な存在ながらも親しみ感に溢れています。

ちなみに、衣装は「トムブラウン」だそう。

彼は亡くなる直前まで今回のアルバムに全精力を注ぎ、そしてさらに次のアルバムを制作することにも意欲的だったそうです。

そしてこの最新アルバムは、デヴィッドが亡くなってから24時間も経たないうちに、英アルバムチャートでトップの座を獲得しました。

これも、ひとえに彼が多くの音楽愛好家の光であり、時代を超えた音楽性を追求していたからに他なりません。

また、デヴィッド・ボウイといえばファッションにも大きな影響を与えました。

大の日本好きで山本寛斎さんに衣装デザインを依頼したり、時代の大きなうねりの中で、アンドロジナスな魅力と共に新しい価値観をスタンダードに押し上げました。

そんな彼の過去のスタイルは、いま見ても色褪せることがありません。

音楽界にも、ファッション界にも、あまりに大きな功績を残したデヴィッド・ボウイ。

2017年春には、大回顧展『David Bowie is』が日本で開催される予定です。