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「ノーブランド?恥ずかしくないの?」【ブランド至上主義の友人】反論したら意外な反応で?!

  • 2023.11.5

ブランド至上主義なんて聞くと、いかにも「マウントをとってきそう」と感じますよね。
ですが今回紹介するBさんは、普通のマウントさんとはちょっと違うようでした。これは友人のAさんから聞いたエピソードです。

画像: 「ノーブランド?恥ずかしくないの?」【ブランド至上主義の友人】反論したら意外な反応で?!

ブランド至上主義

Aさんには、Bさんという友人がいました。

Bさんは、徹底したブランド至上主義で、ノーブランドは恥だと本気で思っていました。

ですがブランド品を身につけることがあたりまえだと思っているので、ブランドの自慢をしたり、マウントをとってきたりはしません。

ちょっと変わってはいるものの、価値観は人それぞれなので普通にいい友だちとして仲よくしていました。

「ノーブランドなんて、恥ずかしくないの?」

たいていの人はむしろ、ブランド品を身につけているほうが珍しいくらいでしょう。

Aさんも、ブランド品なんてほぼ身につけません。

ある日Bさんとカフェでお茶をしていたとき

真剣な顔をしたBさんが

「なぜノーブランドの服着ているの? 恥ずかしくないの?」
と言い出しました。

突然の質問に、Aさんは飲み物を吹き出しそうになりました。

これ、イヤミじゃなく本気なんです。

Bさんのなかでは
「なんでパンツはいてないの? 恥ずかしくないの?」
くらいの感覚なのだそうです。

ズバッと正論で返す

Aさんはどう言おうかとしばらく考えて

「全然恥ずかしくないよ。それより、そんな下品で失礼な質問をするほうが恥ずかしいと思う。」

「Bのことは好きだけど、その質問は本当に失礼で不愉快だよ。」

とはっきり言いました。

意外な反応が?

Bさんはショックを受けた表情であわてて

「ごめんなさい! ただ不思議だっただけなの。不愉快にさせて本当にごめんなさい。」

素直に謝ってくれたので、Aさんは謝罪を受け入れました。

そしていままで気になっていたけど、なかなか聞けなかった
「なぜブランド品以外ありえないのか」という疑問を思い切って聞いてみました。

すると、その答えはシンプルでした。

小さいころから両親からそう言われて育ったのだそうです。

ブランド至上主義脱却へ向けて

それからAさんは、周りの友人にも協力してもらいながら
「Bさんにノーブランドの良さを知ってもらおう!」と
かわいいノーブランドの服を見に行ったり、ノーブランドをカッコよく着こなした雑誌を見せたりしているそうです。

Bさんも徐々に、ブランド品の有無で価値が決まるわけじゃない、と気づき始めたそうです。

ご両親はきっと、大切な娘のために「いいものを見る目を養ってほしい」とか、「いい暮らしをしてほしい」とかいろんな想いがあったのだと思います。

ただ、ここまで極端な思考になってしまうことは考えものだな、と思いました。

ltnライター:橘るい

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