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米ジェラシー殺人事件、ヨガ講師はアプリの位置情報で被害者を追跡か

  • 2023.11.4
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アメリカで大きな注目を集めている、ヨガインストラクターの愛憎殺人事件の裁判。ケイトリン・アームストロングは、メールやワークアウト記録アプリの情報を使って恋人や被害者の動きを監視していたと検察は主張した。

ケイトリン・アームストロングの裁判が開始

ヨガインストラクターのケイトリン・アームストロング被告が、サイクリストのアンナ・モリア・"モー"・ウィルソンを撃って殺害した事件。

画像: © City of Austin Police Department
© City of Austin Police Department

2022年に起きたこの事件は、アームストロング被告が犯行後にコスタリカに逃亡して43日間にわたる捜査が行なわれたこと、被告が逃亡中に美容整形で顔を変えようとしたこと、裁判を待っていた期間に手錠をかけられたまま逃亡しようとしたことなどから全米の注目を集めていたが、今週、その裁判が始まった。

現地メディアによると、検察側はアームストロング被告の動機はジェラシーだと主張。被告はプロサイクリストのコリン・ストリックランドと関係を持っていたのだが、ストリックランドと被害者女性が連絡を取り合っていることを共有していたiPadで知り、ストリックランドのメールの内容や、被害者女性がサイクリング後にワークアウト記録アプリStravaに投稿した情報などを追跡していたという。

事件当日、被害者は友人に「コリン(・ストリックランド)と泳ぎに行ってくる」とメッセージを送信。その夜、血まみれの状態で発見された。検察は、アームストロング被告が被害者を複数回撃ち、最後に彼女を見下ろす形で立ち、心臓を撃ち抜いたと主張している。

一方、被告側の弁護士は「状況証拠という悪夢に囚われている」と主張し、確たる証拠がひとつもないとしている。

被告は事件後、コスタリカへ逃亡。警察は、ヨガインストラクターである被告は現地のヨガスタジオに現れるはずだと考え捜査を行ない、ヨガスタジオのひとつに被告がコスタリカに入国した際に使った偽名が登録されていることが分かり、逮捕に至ったという。

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