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運送業界の言葉「台切り」の意味、分かる?見かけたことがあるかも?

  • 2023.11.5

運送業界で活躍するトレーラーは、さまざまな種類があり特徴も異なります。前輪が存在しないポピュラーなセミトレーラーや、前後に車軸が存在するフルトレーラー がありますが、このフルトレーラーのドライバーが使う「台切り」という言葉にはいったいどんな意味があるのでしょうか。

■「台切り」とはある部分を切り離すこと

「台切り」とは運転席部分のトレーラーヘッドと、荷台部分の台車を切り離すことで、 主に海上コンテナを運ぶドライバーの間でよく使われる言葉です。

荷台の脚を伸ばして地面に付け、電源コードとエアホースを抜き取り、カプラーと呼ばれる連結部分のレバーを引くことで切り離せます。

台切りされた状態でも走行ができるので、荷台がないトレーラーヘッド部分だけで走行しているものを見たことがある人もいるでしょう。

■海上コンテナのカラーにも理由がある

船で運ばれてきた海上コンテナは、トラックや鉄道で運ばれますが、この海上コンテナの管理主体や所有権は船会社が原則です。

コンテナにもさまざまな種種類がありますが、冷凍や冷蔵の機能があるリーファーコンテナと呼ばれる食品などの輸送で使われるものは、白色のコンテナが多いといいます。

なぜなら、航路によっては赤道直下を経由し、港に着いた後も大半は屋外にじか置きされる場合が多いので、光を反射しやすく、温度上昇が起きにくい白色を採用しているようです。

文/編集・dメニューマネー編集部

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