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自慢のストレートが40代でクセ毛に!悩んだ末の気付きとは【体験談】

  • 2023.11.4

私の知り合いの先輩ママは、いつもきれいなクセ毛風ヘアスタイルが若々しくおしゃれ。きっと頻繁に美容院に通っているのだろうと思い聞いてみると、「実はクセ毛なの」と教えてくれました。40代に突入したころから髪質の変化に悩み、5~6年はいろいろと試していたそうです。悪戦苦闘したのち、前向きに捉えられるようになったという先輩ママの体験談を紹介します。

ショック!自慢のストレートヘアが40代で変化

私は独身時代から、サラサラストレートの髪がひそかに自慢でした。しかし、40歳を過ぎたころから自慢のストレートヘアにコシがなくなり、ぐねぐねとうねるように……。肩までの長さの髪が、不規則にあっちこっちへうねるその姿はまるで、蛇の髪を持つギリシャ神話のメドゥーサ。あまりのショックと扱いづらさに、顎ほどの長さまで髪の毛を切ってしまいました。

髪を短くしても毎朝、ドライヤーやストレートアイロンでクセ毛を無理やり伸ばすことに何十分も費やしました。しばらくはなんとかやり過ごしていましたが、自慢のストレートどころか、髪の毛は傷み、クセは増すばかりです。夕方にはクセが復活し、「私の毎朝の努力は何なの……」と毎日どんよりした帰り道でした。

シャンプーを見直すもクセ毛に太刀打ちできず

それまで無頓着だったシャンプーも見直しました。子どもに合わせた一般的なシャンプーを使っていましたが、ドラッグストアで、私専用のエイジングケアシャンプーを購入しました。値段は2倍になりましたが、もう一度自慢のストレートヘアを取り戻したい! 背に腹は代えられません。

市販のエイジングケアシャンプーで、ついに自慢のストレート……とまではいきませんでしたが、少しコシが戻った実感はありました。しかし、毎日のドライヤーやストレートアイロンのダメージで増強されたクセ毛はエイジングケアシャンプーでも太刀打ちできなくなり、長くは続きませんでした。

美容院やインターネットでしか購入できないような、高価なエイジングケアシャンプーも検討しましたが、子どもたちは部活に塾に習い事……受験だって控えている中、使い続けないと意味のない高級シャンプーには、なかなか手が出せませんでした。

気付くと世の中は「クセ毛風」パーマが流行

手が出せる範囲でいくつかのシャンプーを試したり、ドライヤーやストレートアイロンの使い方に気をつかったり、悪戦苦闘の日々が5~6年は続いたと思います。そうしているうちに、子どもたちは自分で行動できる年齢になりました。私も50歳が近づいて、ようやく自分のことに時間をかけたり、世の中に目を向けられるようになったのです。

これまでゆっくり見る余裕のなかったファッション雑誌や情報番組を楽しむようになると、今は不規則な「クセ毛風」のパーマが流行していると知りました。

しかも、ショートヘア、ミディアムヘアが多く、「これ、もしかして私のクセ毛でできるんじゃないかな」、「クセ毛が嫌だと思っていたけど、世の中では流行なんだ」と急に吹っ切れた気持ちに! そして何より、「ナチュラルでとってもすてき! こんなヘアスタイルにしてみたい!」と思えたのです。

研究の末、クセ毛風のクセを楽しめるように

それからはネット上の写真や動画を参考に、流行の「クセ毛風」ナチュラルウエーブヘアと、今の自分の髪質を、鏡の前であれこれ研究しました。市販のパーマヘア用ムースを使って、毛束や流れを作ってあげるだけで、私自身の髪のうねりを利用してナチュラルなクセ毛風ウエーブが作れたときは、とてもうれしく、鏡の中の自分がパッと華やいだように感じました。

それ以来、この髪がすっかり気に入り、「クセ毛風のクセ」を生かしたヘアスタイルを楽しんでいます。ママ友に「すてきなパーマだね、どこの美容院?」と聞かれ、「違うの、これくせ毛なんだ」と答えて驚かれるのもお決まりの流れ。悪戦苦闘を乗り越えたうれしさを実感しています。

まとめ

頻繁に美容院に通って流行りのクセ毛風パーマを維持しているのかと思いきや、「クセ毛風のクセ」だった先輩ママ! 自慢のストレートヘアにこだわって、元に戻したいと悪戦苦闘した末に、変化した自分の髪質を前向きに捉えられるようになったことが、いつも明るい彼女の笑顔をより輝かせているのだと思います。

年齢による体の変化は誰にでも訪れることですが、できるだけ前向きに捉えていきたいと学んだ出来事でした。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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著者:山口がたこ

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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