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損してるかも!「給与明細」を捨ててはいけないワケ・お金持ちの給料日の行動

  • 2023.11.4
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毎月、会社からもらう給与明細だが、細かい内容を確かめずに捨ててしまうと、思わぬ損失を招くことがある。一方、貯金が上手な人は、給料日にあることをやっている。お金持ちの行動を知ることで、貯金がうまくいくようになるかもしれない。

■給与明細を絶対捨ててはいけない理由

給与明細には給与の支払い額や控除額などが記載されている。しかし一度目を通して捨ててしまう人もいるかもしれない。給与明細を取っておいたほうがいい理由として次のようなものが挙げられる。

●給与明細は収入の証明になる

給与明細は収入の証明になる。

住宅ローンやカードローンなどを利用する際は源泉徴収票を提出するが、直近の収入を確認する場合に給与明細を提出するケースもある。

賃貸の審査でも給与明細の提出を求められることもあるようだ。

給与明細がないとスムーズな手続きができなくなる可能性があるので捨ててはいけない。

●給与明細は失業給付金の申請に必要?

失業時に失業給付金の申請をする際にも給与明細が必要になるケースがある。

ハローワークに提出する離職票には、給与の総支給額が記載されているが、この金額は社会保険料が差し引かれる前の金額だ。

給与明細があれば間違いがないかを確認できる。離職した場合のことも考えて、大切に保管するようにしたい。

■貯金が上手な人がやる「給料日」の行動

無駄遣いはしていないはずなのにお金がなかなか貯まらない人は、給料日の行動を見直すことで貯金がうまくいくようになるかもしれない。お金の貯まる人が給料日にしている行動には、次のようなものがある。

●給与明細の内容をしっかり確かめる

毎月の給与は大きく変わらないからという理由で給与明細をきちんと見ない人もいるが、お金が貯まる人は「支給額」や「控除額」の内訳をしっかり確かめている。

支給額の欄には、基本給や残業代、通勤手当などが示されている。

特に残業代は毎月変動するため、計算ミスがある可能性もゼロではない。お金が貯まる人は計算が間違っていないか確かめ、万が一ミスがあったときの取りこぼしを防いでいる。

控除額の欄には、総支給額から引かれる社会保険料や税金が記載されている。

お金を貯められる人は所得税や住民税の額を確かめ、「思った以上に大きな額が引かれているから、どうにかして負担を減らしたい」などと考える。

そして、所得控除の対象になる「iDeCo(個人型確定拠出年金 )」や「医療費控除」を積極的に使い、納める税金を減らそうとする。

給与明細の内容を確かめるだけでお金が貯まるわけではないが、貯金体質になるためのきっかけが隠れているといえよう。

●1ヵ月で使う現金をまとめて引き出す

お金が貯まる人の中には、給料日から数日以内に、1ヵ月で使う現金をまとめて引き出す人もいる。

引き出した分だけを次の給料日までに使うようにすれば、使いすぎを防げるからだ。

反対に、財布の現金がなくなるたびにお金を引き出していると、1ヵ月の間にいくら引き出しているのか分からなくなり、使いすぎにつながる。

最近は、キャッシュレス決済で支払いのほとんどを済ませる人も多いが、現金を月に数回引き出すという人は引き出し方を見直そう。

ただし注意しなければいけないのが、一度に大金を引き出して自宅に置いておくと、盗難や火災のリスクがある点だ。

引き出す金額によっては、耐火性の金庫を使って保管したほうが安心かもしれない。

文/編集・dメニューマネー編集部

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