ロンドンで発見！ 個性派スタイルを貫く新ファッショニスタたち。

文／栗山愛以

トレンドなんてなんのその？！ロンドンのストリートでは独自路線のスタイルの人々が目についた。その中から魅力的な3人を厳選。

予想外のボトムでカテゴライズ不能に。

インダストリアル・ミュージックを代表するナイン・インチ・ネイルズのTシャツにジャケットを羽織るところまでは想定内だが、スポーティな真っ赤なショーツに、スニーカーではなく膝までのロングブーツを合わせて、もはやカテゴライズ不能なコーディネート。赤毛＋眉なしメイクがサイボーグっぽさも醸し出している。

不思議な個性でスタイリングをまとめる。

手まで覆うリチャード クインらしきトップに腰履きのカーゴパンツを合わせてY2Kムードにもっていくのかと思いきや、足元はメゾン マルジェラのタビブーツ。ボリューミーなロングヘアで不思議なムードを醸している彼女だからか、何だかまとまって見える。

王道ではない感じが目を引く。

最後はきっとコム デ ギャルソンを着ているであろう方。ジャケットを裏返しにしたりビルケンシュトックを合わせたりしている点に本人の独特の佇まいが融合し、王道ではない感じに着地していて目を引く。