1. トップ
  2. 恋愛
  3. 妊娠かなわず「あっち側の世界には行けない」親子連れがまぶしすぎて|真実告知にまつわるエトセトラ

妊娠かなわず「あっち側の世界には行けない」親子連れがまぶしすぎて|真実告知にまつわるエトセトラ

  • 2023.11.3
  • 3758 views

育ての親とは別に、生みの親がいることを伝える「真実告知」。このお話は、後悔や葛藤を抱きながらも、特別養子縁組で迎えた長女・朝日ちゃんへ突然の真実告知を行うことになった、あきママ(@aki.engumi)さんのフォロワーさん・青空ファミリーの心があたたかくなる体験談です。結婚からの5年間と、その後の4年間の不妊治療を経ても、子宝に恵まれることができなかった青空夫婦。最後の体外受精の結果も、予想していた通り、実を結ぶことはありませんでした。その帰り道、親子連れに人気の公園の近くを通りかかったフォロワーさんは…。あきママさんによる『真実告知にまつわるエトセトラ』第12話をごらんください。

幸せそうな親子連れの姿に、「わが子を生むことはない」と痛感させられたフォロワーさん。親になることを諦めざるを得なかったフォロワーさんの悲しみが伝わってくるようで、胸が締めつけられます。

最後の不妊治療の結果にどれだけ心がまえをしていても、胸の奥底では、親になる希望を捨てることができなかったのかもしれません。

家族の形はそれぞれ。大切なのはわが子への愛

特別養子縁組によって娘を迎えた青空さん夫妻。養子縁組の事実については、わが子が興味を持ったタイミングで何気なく伝えていこうと考えていました。しかし、いざ娘に出生に関わることを聞かれると、思いがけずうそをついてしまう結果に。後悔しつつも改めて覚悟を決め、再び真実告知をすることに。

真実を知った朝日ちゃんは不安定になることもあったといいますが、お母さんの「大好き」や「とっても大事」という言葉で、少しずつ事実を受け入れられたようです。家族の形はさまざまで正解がないからこそ、デリケートなことを伝えるのは難しいですね。だからこそ、どんなことがあってもわが子が自分自身を大切に思える心を育ててあげることが必要なのかもしれません。

作者のあきママさんは「誰が産んでても、私はあなたが大好きで、大切な存在」と伝え続けることが大切だとつづっています。いつかは親の手から離れていくわが子が、幸せな未来を歩めるように、血のつながりの有無に関わらず、わが子の心の財産となる愛情をたくさん伝えていきたいですね。

著者:NAKAMA

元記事で読む
の記事をもっとみる