お墓参りでなくてもOK！季節ごとの風景や装飾が話題の【青葉園】（さいたま市西区）

今回ご紹介するのは、映えショットが撮れちゃう公園墓地「青葉園」です。

私も子どものころからお墓参りで慣れ親しんできた場所です。墓地なのでお墓参りの方だけが行けるのでは？と考えてしまいますよね。いえいえ。お墓がなくても写真撮影をしたり自由に散策することができます。

青葉園は戦後初の民営公園墓地。約15万平方メートルもの広さに、手入れの行き届いた緑とお墓の景色は圧巻です。

5月になると埼玉県指定天然記念物「青葉園の藤」を鑑賞するために、多くの方が散策しているのを見かけます。梅雨時期にはアジサイが園内をを彩り、秋の初めには彼岸花、金木犀。

季節を通じて、さまざまな自然の風景が楽しめる上、近年ではすてきな装飾エリアが人気となり、SNSでも日々写真や動画が投稿されています。

広い駐車場もありますが、今回はのんびりバスで向かいます。大宮駅西口のコンコース（地上ではなく２階です）にでて左側、そごう大宮店に向かって歩くと「４・５番乗り場」の目印があります。

そこを階段かエレベーターで下り「５番乗り場・佐知川原行き」に乗ります。西武バス後乗り、前降りバスです。

このバスは戻りの青葉園バス停から大宮駅に向かっています※お彼岸、お盆は青葉園周辺は特別混雑しますのでご注意ください

バス停前の休憩所では和風日傘の無料レンタルも。(返却時に保証金を返金)

木々にむかえられ園内に足を踏み入れ数メートル、左手奥には休憩所。

右手に大きな案内図が見えます。

目指すは、装飾エリアのある三重塔。

広い！東京ドーム約3個分！敷地の隅々までお手入れされていて、気持ちよく散策できました。

三重塔のある鳥居の前に到着しました。階段の左側は坂になっているので車いすやベビーカーを押してのぼることもできます。

三重塔前の「装飾イベント」では風鈴装飾など様々な企画を行われています。取材時は秋の紅葉を想わせる扇の装飾でした。扇の装飾は10月で終了のため、今後の予定はInstagramなどで確認してみてください。次の装飾も楽しみです。

タイミングが合えば手水舎では、色とりどりの花を水に浮かべた美しい花手水（はなちょうず）を見ることもできますので、探してみてください。

自撮り用台もあります

七五三の撮影をされているご家族もいらっしゃいました。

現在2023年秋の部のフォトコンテスト開催中！

優秀作品には「図書カード（小～高）」「VISA商品ギフトカード（一般）」がそれぞれ贈られるそうです。※応募は11月30日（木）まで（※詳細はInstagramで）。

大宮バイパスを越えるとみえてくる「青葉園駐車場」に停めて正門から入るのもよしですが、装飾エリアにより近いのが西駐車場です。小高くなっているので眺めがよいです。

駐輪場もあります

西駐車場を下るとこちらにも屋根付き休憩所があります

帰りのバス停の目の前には「京料理三門」があります。昼食はもちろんカフェ利用も気軽にできます。

京料理三門ではおせち料理を毎年販売していて、我が家はここ数年リピートさせていただいております。手の込んだお料理がぎゅっと詰まっていてとても美味しいです。

青葉園の魅力は小さなお子様からご年配の方まで気軽に足を運べるその過ごしやすさではないでしょうか。無料の休憩所や舗装されゆったりとした園道。お手洗いもピカピカです。

秋のお散歩をゆったりと青葉園で。誰にでも優しい時間が待っています。

お読みくださりありがとうございました。ぴのこ