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<ゾッとした話>優しい上司が【壮絶パワハラ上司】に豹変!→ 私は退職を決意。その後、上司は?

  • 2023.11.3

筆者が学習塾でアルバイト講師をしていた頃の体験談です。最初は優しかった社員が、次第にパワハラ上司に豹変し、私はメンタルをズタボロにされてしまいました…。そして相手に下った天罰とは?

画像: ftnews.jp

最初は優しい上司だった

学習塾でアルバイトを始めた私。
手広く教室運営をしている塾で、その教室には塾長と社員2名、あとはアルバイト数名がいました。

まだ若かった私には、恥ずかしながら、社会人としての常識は、何も身についていませんでした。
塾長から注意を受けることも、たびたびありました。

そんな私に、社会人としての基礎基本を優しく教えてくれた社員がA村でした。

今ならわかる、「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」や電話応対の仕方、お客様対応の仕方など、教えてくださったことは、今も身についています。
そのことには、感謝しています。

でもA村が、のちにパワハラ上司になるとは……この時は予想もしていませんでした。

2年目、豹変

アルバイト2年目。
私は、1年目と比べ、多くのクラスを任されることになりました。
人気の高いクラスもあり、A村は、そのことを快く思っていなかったようです。

1年間A村を見てきて、小学生の子どもとその保護者相手のコミュニケーションは、得意であることがわかってきました。
その反面、中学生以上の生徒や、立場の弱い部下に対しては、基本的に上から目線でコミュニケーションを取る傾向がありました。

しばらく経ったある日、A村に呼び止められました。
「あのクラスは、君のやり方ではダメだね。前任の先生は……」
前任のベテラン先生と私を比較し、ダメ出しが続くのです。

また、こんな事件も起きます。

生徒たちは自転車で塾までやってくるのですが、
「生徒の自転車の停め方がちゃんとできていない」
という理由で、私の授業中に、教室内に生徒の自転車を投げ込んできたのです。

それは、生徒に対してではなく、私に対する怒りそのものでした。
「自転車の停め方を指導していないお前が悪い」という意味なのです。

授業後に、A村に直接、抗議しました。
「自転車の件でご迷惑をおかけしたことは謝ります。
でも、授業中に教室で乱暴なことをしないでください。それに自転車は生徒の大切な私物です!」
しかしA村からさらにひどく反論された私は、若かったこともあり、
「はぁ!? もう、やってられんわ!」
と大声を上げました。

ここから、さらにパワハラが悪化することになります。

メンタル崩壊

ついに、A村は私を完全に無視するようになりました。
それだけなら、まだ我慢できました。

でも、ある日。
私は、勉強の悩みを相談をしてきた女子高生の話を聞いていました。
でも、その後にA村は、女子生徒にこう耳打ちしたのです。
「お前は、甘やかしてくれる人のとこに行って、甘やかされたいだけだろ? 自分に甘いな?」

女子生徒が泣きながら、こう言われた、と私に訴えてきました。
A村のパワハラが、生徒に影響していることを感じました。
そこで、私は塾長に相談したのです。
ところが、話をしながら、私は初めて過呼吸になりました。

どんなに体調が悪くても、休まずに楽しく働けていた職場でしたが、
この時ばかりは、もうダメでした。
A村からのパワハラを思い出すたびに過呼吸になり、涙が止まらなくなるのです。
メンタルがズタボロになった私は、退職を決意しました。

退職の理由が理由だったので、幹部からの聞き取りや引き留めもありましたが、
自分へのパワハラが、生徒たちに影響を与えるのは、もうこれ以上、耐えられなかったのです。

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