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後ろの席の男子に話しかけられ…「恋」に落ちたきっかけは?|10歳だった

  • 2023.11.2
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この漫画は作者のさき(@sa.ki.ro.ku)さんが、小学生の時に経験したお話です。小学生同士に芽生えた恋心…。信仰や親の思想によって、思わぬ方向へいくのでした。小学生でも子どもたちの間には、立派な人間関係が存在します。その関係に大きく影響を与えることとなったのは「信仰」の存在と親による「教育」がありました。「教育」であれば親は子どもの自由を制限してよいのか…教育や思想について考えさせられる作品、『10歳だった』第1話をごらんください。

自分が熱中していることをほめてもらえると本当にうれしいですよね。

それが「特別な感情」に変わるきっかけにもなりますね。サクちゃんに芽生えた恋心…。この後、どう変化していくのでしょうか。

親の思想がきっかけで、子どもが悲しい思いをしないために

10歳の小学生のサクちゃんと前橋君は、漫画を通して交流したことで恋心が芽生え両思いとなりました。しかし、前橋君のお母さんの信仰のもと、2人の交流も初恋も打ち砕かれることに。

親が何を信じるかは自由だと思います。しかし、親が信じるものを家庭の教育として子どもに強要することは、時として子どもの人権や自由を侵害してしまうことも…。

もちろん子どもの身を案じ、子どもの交友関係に親が介入しなければならない場合もあると思います。ですが、子ども同士にも立派な人間関係と社会が存在します。それを親の思想や価値観で一方的に崩すことは、親や社会に対して不信感を抱くきっかけとなることもあるでしょう。

この漫画を通して、信仰だけでなく、親が子どもに「教育」と称して、考え方を押し付けたり支配したりしていないか考え直すことが大切だと感じました。幼い子にとって、親の存在や発言は、大人が思う以上に絶対的な「正義」として子どもに強い影響を与えると思います。

親がもつ影響力が子どもの負担や不自由につながることは、とても不本意なことです。親は子どもがさまざまな知識を持ち、自ら選択して決められるように導く存在でありたいですね。

著者:ume

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