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「子ねこの幸せ」を一番に考えて「お別れした」体験談

  • 2023.11.2

小さな命を放っておけず子ねこを保護した、忍者ママ(©mother_ninja)さん。里親はなかなか見つかりません。子ねこのお世話をしていた忍者ママさんは、次第に子ねこに対して情がわき「自分が飼いたい」と思うようになります。しかし、忍者ママさんの家にはすでに先住ねこがおり、夫にも反対されてしまいます。そんな時、友人から「里親が見つかりそう」という連絡が…。よろこばしいことなのに、別の感情が込み上げてくる忍者ママさん。ねこにとっての幸せについて考えさせられる『一週間だけ家族だった猫の話』ダイジェストでごらんください。

大事なのは「ねこにとっての幸せ」

里親候補がようやく現れたものの、すでに子ねこに対して情がわいていた忍者ママさん。一晩中「子ねこにとっての幸せ」について考えます。

忍者ママさんの家にはすでに2匹の先住ねこがおり、夫も反対しているというのはとても大きな問題ですよね。

友人は忍者ママさんの気持ちを理解し、少しだけ考える時間をくれました。忍者ママさんは「子ねこの幸せ」を思い、どんな決断を下したのでしょうか。

「幸せになるよ」心からそう思えた

翌日、友人へ電話し子ねこを里親に出すことに決めた忍者ママさん。里親さんはねこを飼った経験があるものの、現在は飼っていないとのこと。愛情を独り占めでき、子ねこのために環境を整える予定だという話も聞き、さらに安心したのではないでしょうか。

友人の「幸せになるよ」という言葉で思わず涙してしまった忍者ママさん。うれしさもあるでしょうが、離れる寂しさも同じくらいあったでしょうね。短い間でしたが、子ねこのことを思いお世話をしてかわいがってくれた忍者ママさんのことを、子ねこもきっと忘れずにいてくれるはず。

お別れの日…何も言えなかった

ついにお別れの日。忍者ママさんは里親さんにさまざまなお願いを書いた紙を準備していました。しかし、涙をこらえるのに必死で、伝えることはできませんでした。

そのくらい子ねこに対しての思いが強かったのでしょうね…。夜に友人から子ねこが首輪をつけ、新しいトイレやおもちゃに囲まれている写真が送られてきます。その姿を見て、よろこびとともに寂しさを噛み締めた忍者ママさん。

忍者ママさんと友人によって保護され、お世話してもらったおかげですてきな家族と巡り会うことができた子ねこ。これからは里親さんにたくさんの愛情をもらい、楽しい思い出を作っていってほしいですよね。

子ねこの幸せを願って涙を流した忍者ママさん…。きっと子ねこや里親さんにも伝わっているのではないでしょうか。

著者:こびと

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