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【鶴仙渓・川床】山中温泉に行くならここ!「川床セット」のスイーツも見逃せない♪

  • 2023.11.3

石川県にある山中温泉には、毎年4月から11月の期間限定で「鶴仙渓(かくせんけい)・川床」が登場します。景勝地として知られる鶴仙渓の川床は、みずみずしい自然に癒やされながらゆったりと過ごせる場所。今回編集部員が鶴仙渓・川床で楽しめる「川床スイーツ」も実食したので、みどころと共にたっぷりお伝えしていきます♪

斬新なデザインの「あやとりはし」を渡って鶴仙渓・川床へ

るるぶ&more.編集部

石川県には、山代温泉、山中温泉、片山津温泉、粟津温泉という4つの温泉地を有する「加賀温泉郷(かがおんせんきょう)」エリアがあります。2024年には北陸新幹線が延伸し、石川県内では小松駅、加賀温泉駅が開業。加賀温泉郷エリアがより行きやすくなるんです!

そんな加賀温泉郷エリアにある山中温泉に、「鶴仙渓」という景勝地として知られる場所があります。その鶴仙渓では、毎年4月から11月の期間限定で川床が登場。絶品スイーツも食べられるとのことで、早速行ってきました♪

ユニークなデザインのあやとりはし
ユニークなデザインのあやとりはし
橋の横にある「あやとりはし」という表記は目印
橋の横にある「あやとりはし」という表記が目印

鶴仙渓は山中の温泉街に沿って流れる大聖寺川の渓谷で、こおろぎ橋から黒谷橋という橋までの約1.3kmの区間のこと。こおろぎ橋と黒谷橋の間に「あやとりはし」という橋があり、川床はあやとりはしに近いので、まずはあやとりはしを目指します。

加賀温泉駅から北鉄加賀バス温泉山中線に乗り、約30分ほどで山中温泉バスターミナルに着きます。そこから徒歩約10分であやとりはしに到着。車の方は橋のすぐそばに駐車場もあるので車でも行けますよ。(あやとりはし前駐車場は20台あり)

るるぶ&more.編集部

あやとりはしは、華道家の勅使河原宏氏デザイン。ユニークなS字型の橋から見える鶴仙渓の眺めは格別!

取材に行った 2023年10月時点のあやとりはしからの眺め
取材に行った2023年10月時点のあやとりはしからの眺め

あやとりはしを渡るだけでも、自然いっぱいで癒やされます。ちなみにあやとりはしは、毎夜ライトアップ中。山中温泉に泊まる方は、柄浴衣を貸し出す旅館が多いので、柄浴衣で橋めぐりもいいかも!

るるぶ&more.編集部

あやとりはしを渡りきると、YAMANAKAと書かれた写真パネルも!ハートの中に緑が見えるのがいいですね。

るるぶ&more.編集部
るるぶ&more.編集部

道に沿って歩いていくと、鶴仙渓・川床に到着!まずは受付で席料をお支払いします。席料は3種類で、オススメは「川床セット」。大人600円、小学生500円で、席料に加えて加賀棒茶と道場スイーツ(冷製抹茶しるこか川床ロールから選択)がついています。ほかには席料と加賀棒茶がセットになった大人300円、小学生200円のプラン、席料とあたたかい珈琲もしくは紅茶が選べる600円のプラン。また、山中温泉宿泊者は席料が100円引き(旅館組合加盟旅館宿泊者のみ)になりますよ。

基本川床セットは冷製抹茶しるこか川床ロールの一人1セットですが、今回はどちらも実食させて頂きました。そのお味は…?

「川床セット」2種類を編集部員が実食!

るるぶ&more.編集部

気に入った席に座って川床セットを頂きます。目の前に大聖寺川が流れて渓谷美を感じながらスイーツが食べられるのは嬉しい!

るるぶ&more.編集部

川床セットは席料にプラスして加賀棒茶、道場スイーツ(冷製抹茶しるこか川床ロール)がついて、時間制限もないんです。そのため、ゆっくり時間を忘れてくつろげます。(予約不要)

ちなみに、「道場スイーツ」って何のこと?と思った方もいるかもしれません。これは山中出身の和の料理人、道場六三郎氏が監修したスイーツなので道場スイーツと呼んでいます。地元の料理人が監修したスイーツという部分も知ってから食べると、よりおいしく感じますね♪

るるぶ&more.編集部

早速川床ロールを頂きます!フォークを入れてみると、ふわふわ♪ 山中温泉地域の味噌を生地に練り込んでいて、クリームには加賀棒茶を使っているというこだわりも。甘くておいしいだけではなく、セットについてくる加賀棒茶と川床ロールが合う理由が分かります。

るるぶ&more.編集部

そしてこちらが冷製抹茶しるこです。

るるぶ&more.編集部

しるこは白玉がもちもち。甘さも控えめなので、小さな子供から年配の方まで食べやすいです。

一緒についてくる加賀棒茶はできて15年以上経つものの、絶えず人気とのこと。暑い夏は冷たい加賀棒茶をいただけるので嬉しいですね。(春や秋など、季節によってはあたたかい加賀棒茶に変更)また、夏だけでなく春は新緑、秋は紅葉を眺めながら川のせせらぎに耳をすますという、非日常的な時間を過ごせますよ。

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食べ終わって周りを見渡すと、不動滝という滝がありました。滝のすぐそばの席もあるので、気になった方はチェックしてみてくださいね。

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ちなみに、不動滝の前ではこのような石を渡ったりするので歩きやすい靴の方が良いかもしれません。遊歩道を歩いて森林浴をしたい場合なども歩きやすい靴が良さそうですね。

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いかがでしたか?山中温泉に行くならぜひとも訪れたい、自然と山中の味を感じられるスポットです。2023年の川床営業は11月30日までなので、興味のある方は早めに計画を立ててみてくださいね。

■鶴仙渓・川床(かくせんけい・かわどこ)
住所:石川県加賀市山中温泉河鹿町
TEL:0761-78-0330(山中温泉観光協会)
営業時間:4~10月は9時30分~16時(15時45分LO)、11月は10~15時(14時45分LO)
定休日:4~11月営業(雨天や川の増水時は中止)、6月13~15日、9月12日~14日はメンテナンス休業 ※11月営業のみ、気温低下など天候不順も予想されるため不定休となります。

Text:るるぶ情報版編集部(土屋香奈)
Photo:田尻陽子

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