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「人生何周目なの?」の声!『アンメット』主演・杉咲花の“クランクアップ全文”がSNSで話題に 

  • 2024.6.28
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ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』クランクアップした杉咲花(C)カンテレ

今週月曜、最終回が放送されたカンテレドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』。主演の杉咲花さんがクランクアップとして出したコメントが話題になりました。今回は、話題となった杉咲花さんのコメントを引用しながら、ドラマの素晴らしさを改めて振り返ります。

『アンメット ある脳外科医の日記』はどんなドラマ?

『アンメット ある脳外科医の日記』は、カンテレで放送された医療ドラマ。杉咲花さんが演じるのは、記憶障害を持つ主人公の脳外科医・ミヤビ。事故をきっかけに過去2年間の記憶を失い、さらに現在の記憶も1日しか保持できません。

ドラマでは、そんな彼女が毎日の出来事を記録する日記を頼りに、患者と向き合いながら自らの医師としてのアイデンティティを取り戻していく姿を描いています。医療現場のリアルな問題や人間関係の葛藤を織り交ぜ、視聴者に深い感動を与えました。

杉咲花さんのコメントが話題に

クランクアップ後、杉咲花さんの発表したコメントがSNSで大きな話題に。彼女の真摯な姿勢と深い思索が垣間見えるコメントに、SNS上では「人生何周目なの?」という驚きの声が上がっています。以下、彼女のコメント全文を引用します。

杉咲花さんのクランクアップコメント

今までいろんな経験をさせてもらってきて、全部かけがいのない思い出なんですけど、心のどこかで、もどかしさとか口惜しさを感じてきたことが、『アンメット』に関わって報われたような気持ちでした。
関わる人たちが、アイデアと体力を振り絞って、そして愛情を注ぎ続けたら、こんなに最高なドラマが出来上がるんだって、毎日が誇らしかったです。これまでみなさんもいろんな仕事、いろんな経験をされてきたと思うんですけど、心がすり減ることとか、はらわた煮えくり返るくらいやり場のない気持ちになることとか、やっぱりあって。だけどそういう経験をしなくても、人は学べるし、成長できると思っていて。だからこの現場では、誰一人置き去りにしたくなかったし、誰もが居場所を見つけられて、この日々を愛せて、自分よりも年下のスタッフさんも多いなかで、もうちょっとこの仕事を続けてみようとか、この仕事選んでよかったって思ってもらえたら。そんな現場になったらいいなと思ってました。すべての役にファンがついてほしいって思ってました。そして頑なに、ドラマを選んでこなかった若葉くんが、出演を決めてくれて。過去のどの出演作よりも、輝いてほしいと思っていたし、今までで一番記憶に焼き付く現場になってほしいと思ってました。
この自分の中にある夢が叶ったかは、わからないですけど、でも、今の自分にできることは、すべて注いだつもりで、やり残したことはないと思っています。だけど、未熟な姿もたくさんお見せしてしまって、ご心配をおかけしてしまったこともあると思いますけど、現場にくると、絶対に手を抜かない皆さんがいて。どんなに過酷な状況でも、面白がってやってのける、このチームがむちゃくちゃ格好良かったです。ひとりひとりが、自分の仕事に意味を見出してる姿に、この現場だったら、どこまでもいけると思ってました。そんな皆様の姿を特等席で見つめながら過ごせた日々が幸せでした。
また、みなさんに会いたいです。ありがとうございました!

ドラマの日記は杉咲花本人の“自筆”だった

脚本や演出だけでなく、主演の杉咲花さんがつくり出す演技も間違いなくドラマ成功の要因の一つでしょう。

スタート当時にも話題になったのは、ドラマのキーとなる“日記”。なんとすべて杉咲さんの自筆で、しかも本人の要望から。この事実からも、杉咲さんがドラマに対し真摯に取り組んだ姿勢が見えてきますよね。

これからも、杉咲花さんの活躍に期待が高まります。


『アンメット ある脳外科医の日記』
全話見逃し配信中
[TVer]https://tver.jp/series/srwy1lb14d
[放送枠]毎週月曜よる10時(カンテレ・フジテレビ系全国ネット)
[出演者]杉咲花、若葉竜也、岡山天音、生田絵梨花、山谷花純、尾崎匠海(INI)、中村里帆、安井順平、野呂佳代、千葉雄大、小市慢太郎、酒向芳、吉瀬美智子、井浦新
[原作]子鹿ゆずる(原作)・大槻閑人(漫画)