No.1に輝いた「マカロニ＆チーズ」。出来立てのあつあつをいただこう

アメリカ人にとっては軽食や夜食として子供のころから親しまれている「マカロニ&チーズ」。茹でたマカロニにチーズソースを絡めたものでアメリカでは家庭料理ですが、近年のグルメ志向で、おしゃれなバーやレストランなどでも食べられるようになりました。 ニューヨークのミッドタウンに2015年2月にオープンしたニューアメリカン料理の「アトウッド」には、同年の大会で優勝したNo.1のマカロニ&チーズがあるのです。

1年前のオープンから瞬く間に人気に

ニューヨークはマンハッタンのミッドタウン。二番街と52丁目＆53丁目の間に約1年前にオープンした「アトウッド」。

店内は2フロアあり、それぞれのフロアにスクリーン付きのバーカウンターが設けられています。また2階には30人が収容できる個室も完備し、パーティーなどにも使われているお店です。

読者1000人がおいしいと認めたマカロニ&チーズ

ここでは、マカロニ&チーズ大会「Mac Daddy」で昨年優勝したメニューが食べられるのです。この大会は、地元で人気のタウン情報誌「タイムアウト・ニューヨーク」が毎年開催しているもの。

読者約1000人が参加し、投票によって選ばれたという、お墨付きのマカロニ&チーズなのです！

様々な料理の経歴を持つシェフが作り出す最強の味

マカロニ&チーズの歴史について、「第3代大統領のトーマス・ジェファーソンがイタリアを訪問した時に食べたパスタが忘れられず、帰国して作ったものが原型とされています」と説明してくれたのは、エグゼクティブシェフのブラッド・ウォーナーさん。

ぜひ、読者に選ばれたその人気ナンバーワンのマカロニ&チーズを作ってもらいましょう。

香ばしいおこげが食欲をそそる！

オーブンから出されたばかりのマカロニ&チーズは見るからにアツアツ！ そして表面に香ばしいおこげができていて、フォークでひと口すくうと、チーズがとろ〜りと伸びます。

「僕のマカロニ&チーズは、ホワイトチェダーチーズとペコリーノ・ロマーノの2種類を使っているからクリーミーでリッチな味わいなんだよ」と、ブラッドさん。また、緩やかにカーブを描くマカロニ同士が絡み合うことによりチーズの絡みも良くなると教えてくれました。

具は季節によって変わるらしく、今の時期はスイートポテトとベーコン、クリーミーマッシュルーム、そしてほんの少しワヒーヨ（唐辛子系のスパイス）が使われているそうです。スパイスが入っていますが、子供でも食べられるほどマイルドです。外側はカリカリ、内側は柔らか。ほっこりする味です。

ニューヨークを訪れて食べる機会があれば、生ビールと共ににぜひ楽しんでくださいね。