人生の中で、このタイミングでこの言葉をもらったから、今があると感じることがありませんか?言葉の力というのは、意外と強く、人の人生のターニングポイントでは必ず何かしらの働きをしていたりするものです。では、今あなたはどんな言葉があれば、よい方向に向かうことができるのでしょうか。今あなたに“必要な言葉”を探ってみましょう。
図形が何に見えますか?直感でお答えください。
1.羽子板
2.点滴
3.手鏡
4.マーカーペン
1.羽子板に見えた人は「言うべきことは言う」
図形が羽子板に見えた人は「言うべきことは言う」という言葉が、今必要なのかもしれません。あなたは言うべきだとわかっているのに、相手の反応が怖くて黙ってしまっていることがあるのではないでしょうか。自分が我慢すればいいとか、言っても仕方がないとか思ってしまっているかもしれません。
このタイプの人は、控え目で思慮深いところがありそうです。会話中も、実はあれこれ考えながら話していることが多いのではないでしょうか。考えてしまうことで、言うべきだと感じることがあっても、言葉が出てこなくなってしまうということがありそうです。そのままタイミングを逸してしまいがちなのではないでしょうか。
きっとそういうことというのは、後で、言っておけばよかったと後悔することにつながるでしょう。もし、今あなたが言うべきことを黙ってしまっているのであれば、きちんと相手に伝えた方がよさそうです。言うか言わないか、ではなく、どう言うかを考えるとよいのではないでしょうか。
2.点滴に見えた人は「やるなら最後までやり通す」
図形が点滴に見えた人は「やるなら最後までやり通す」という言葉が、今必要なのかもしれません。あなたは最初のうちは、やる気に満ち溢れているのですが、途中で難しくなってくるとすぐに諦めてしまうところがありそうです。最初の強い決意が嘘のように、一気に気持ちが萎んでしまうのではないでしょうか。
このタイプの人は、さっぱりとしており諦めの早いところがありそうです。努力や根性という言葉があまり好きではなく、楽に生きたいという気持ちが強いでしょう。それゆえ、頑張ろうと決めたことでも、辛くなってくれば、すぐ辞める方向へと気持ちが向かってしまうのではないでしょうか。
きっと今あなたは、また何かに挑戦しようとしているはずです。なんでもとにかくやってみようとするのは、あなたのよいところでしょう。ただ、今回はやるなら最後までやり通すと肝に銘じて、頑張ることが必要かもしれません。やり通せることによって、あなたはとても大きなものを得られるのではないでしょうか。
3.手鏡に見えた人は「大切なのは自分の気持ち」
図形が手鏡に見えた人は「大切なのは自分の気持ち」という言葉が、今必要なのかもしれません。あなたは自分の気持ちよりも他人の気持ちや全体の空気を大切にしてしまっているのではないでしょうか。自分の気持ちを二の次、三の次にしてしまいがちで、知らず知らずのうちに我慢ばかりしていそうです。
このタイプの人は、従順で周りのことばかり考えている人でしょう。みんなが幸せならそれでよいとすら思っているかもしれません。おそらく昔からそうやってきたので、あなたの中で自分の気持ちに対する感度がとても下がっているのではないでしょうか。どうしたいか聞かれても、あまり浮かんでくることがなくなってしまっているかもしれません。
それでももし、あなたが本当はこうしたいという気持ちを感じることがあるのであれば、それは余程のことなのではないでしょうか。そういう時に、我慢をしてしまうのは得策ではないでしょう。大切なのは自分の気持ちだと自分に言い聞かせ、よくよく耳を傾けてみることが必要そうです。
4.マーカーペンに見えた人は「今が大事」
図形がマーカーペンに見えた人は「今が大事」という言葉が、今必要なのかもしれません。あなたは今よりも先のことばかり考えて動いていることが多いのではないでしょうか。先ばかり見ていることで、今を楽しんだりすることが疎かになってしまっているかもしれません。
このタイプの人は、テキパキと物事を効率よくこなす力のある人でしょう。段取り力に長けており、いつも先々を見越しながら今できることをこなしているのではないでしょうか。だからこそ、今とてもしんどくても、先のために動こうとすることが多そうです。楽しいことをしている最中でも、それが終わった後のことを考えて憂鬱な気持ちになることもあるでしょう。
先を見ることが当たり前になっているため、なかなか今を見ることが難しいかもしれません。でも意識することで、今を見るという感覚が掴めるのではないでしょうか。先のことは不確定なことが多いものです。先を見越して動くことは大切なことですが、今を大事にしなければならない時に切り替えることができることも必要なのかもしれません。
ライター:aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか?自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします。