1. トップ
  2. 心理・占い
  3. 「何に見える?」あなたが“思い込んでいること”がわかる心理テスト

「何に見える?」あなたが“思い込んでいること”がわかる心理テスト

  • 2024.3.28
undefined

人は思い込む生き物です。しかも思い込んでいる時は、自分の思い込みに気付くことがなく、周りから指摘されても聞く耳を持てないという人も多いでしょう。でも思い込みであることがわかれば、世界がその分だけ広がるのではないでしょうか。あなたは自分が何を思い込んでいるか知っていますか?あなたが“思い込んでいること”を探ってみましょう。

図形が何に見えますか?直感でお答えください。



1.木

2.漢字の「出」

3.ポールハンガー

4.両手両足をあげる人



1.木に見えた人は「努力をしても無駄」ということ

図形が木に見えた人は、努力をしても無駄という思い込みをしているようです。あなたは心の奥底で、努力をしても無駄だと思い込むことで、最初から諦めてしまっていることが、たくさんあるのではないでしょうか。努力をしても才能がなければ無駄だと思うことで、やって失敗するリスクから逃げているのかもしれません。

このタイプの人は、慎重かつ負けず嫌いなところがありそうです。負けそうな試合は、最初からやらないという選択を取りがちではないでしょうか。努力をして自分を高めれば可能性があることはわかっているはずです。でも、努力をしても無駄だと思い込むことで挑戦していないのかもしれません。

努力しても無駄だと、あなたが思い込むに至ったのは、おそらく過去に努力をしたのにうまくいかなかった経験をしたせいでしょう。確かに努力だけではどうにもならないこともありますが、あなたの努力は本当に無駄だったのでしょうか?もともと努力はできる人ですので、無駄だという思い込みさえ捨てられたら、もっといろいろなことに挑戦できるのかもしれません。

2.漢字の「出」に見えた人は「自分は人よりできる」ということ

図形が漢字の「出」に見えた人は、自分は人よりできるという思い込みをしているようです。あなたは心の奥底で、自分は周りの人よりも優秀であると思い込み、優越感を感じているのではないでしょうか。そのせいで、努力を怠ったり、周りの人の力を侮ってしまったりすることがありそうです。

このタイプの人は、器用でバランスがよいこともあって、それほど努力しなくても、なんでも卒なくこなすことができたのではないでしょうか。子ども時代は勉強ができる子だったり、社会に出ても周りから認められることが多かったのかもしれません。そこに慢心が生まれてしまっているのではないでしょうか。

自分は人よりできると、あなたが思い込むに至ったのは、おそらく周りからの評価の高さも影響したのでしょう。ただ、それで自分の能力をそれ以上磨こうとしないことで、とてももったいない感じになってしまっているかもしれません。人よりできるからと能力の高さにあぐらをかくのではなく、さらに磨くことで、新しい自分を見つけることができるのではないでしょうか。

3.ポールハンガーに見えた人は「他人の役に立たなければならない」ということ

図形がポールハンガーに見えた人は、他人の役に立たなければならないという思い込みをしているようです。あなたは心の奥底で、自分はいつも誰かの役に立つような行いをしていないと存在価値がないと感じているのではないでしょうか。逆に迷惑をかけたり、ただのお荷物になってしまってはいけないと思っているようです。

このタイプの人は、献身的で優しく温かい心を持った人でしょう。他人の役に立って、相手が喜んでくれることが、あなたにとっても喜びなのではないでしょうか。そのせいもあって、あなたは自分が少しくらい大変でも無理して頑張ろうとしますし、我慢することも当たり前のようになってしまっているのでしょう。

他人の役に立たなければならないと、あなたが思い込むに至ったのは、おそらくそういうふうに育てられてきたからではないでしょうか。あなたが他人に優しくし、役に立つことを喜んでくれる人が、周りにたくさんいたのでしょう。けれども、あなたの周りにいた人は、きっとあなたが役に立たなくても、あなたを大切に思っているはずです。もう少し自分への縛り付けを緩めてあげましょう。

4.両手両足をあげる人に見えた人は「自分は元気いっぱいである」ということ

図形が両手両足をあげる人に見えた人は、自分は元気いっぱいであるという思い込みをしているようです。あなたは心の奥底で、自分はいつも元気いっぱいだから、落ち込んだり弱音を吐いたりしてはいけないと感じているのではないでしょうか。本当はつらい気持ちなのに、無理して笑顔を作ろうとしてしまいがちかもしれません。

このタイプの人は、穏やかで落ち着いたところがある人でしょう。いつも笑顔で、周りを元気付けるような存在なのではないでしょうか。弱ったりしている人がいれば、すぐに駆け寄って励ましてあげるはずです。ただ一方で、あなた自身が弱い部分を他人に晒すことには抵抗感が強いのではないでしょうか。

自分は元気いっぱいであると、あなたが思い込むに至ったのは、周りへの思いやりが強いからこそでしょう。自分のことよりも他人のことを優先し、みんなが笑顔であることを大切に思っているからかもしれません。けれども、あなただって泣きたい時もあればつらい時もあるはずです。思い込みは捨てて、自然に泣いたり「つらい」と正直に言ったりすることが大切なのではないでしょうか。



ライター:aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか?自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします!