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「さすがに無理です(泣)」→そんな時の“上手な仕事の断り方”とは?【社会人の悩み】

  • 2024.2.26
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出典:PIXTA

急な仕事や無理なお願い事など、仕事をする上で「本当は、断りたい」「断りたいけど、評価が落ちたりしたらどうしよう」など一度は悩んだことがあるのではないでしょうか。立場上断れないことや急を要する場合もあり、悩みますよね。

しかし、そのまま断ることができないと、いつまでもストレスを抱えてしまうことになります。仕事を断ることも、仕事上の大事なスキルのひとつ。相手に対して印象が悪くならないように上手に断ることができれば、何の問題もありません。

今回は元秘書の筆者が、仕事の上手な断り方について、紹介します。「さすがに無理です(泣)」と思った時に、ぜひ使ってみてくださいね!

ポイント1. 断るときはできるだけ早めに

仕事を断るときって、仕事を任せてもらえた嬉しさや責任感から、どこか断りづらくてズルズルと先送りにしてしまいがちですよね。しかし依頼者側の都合を考えると、できるだけ早めに伝えたほうがグッド。その後の調整なども必要になることが多いので、抱えている業務量やスケジュールと照らし合わせ、明らかに無理そうであれば一刻も早く断るようにしましょう。

ポイント2. 感謝の気持ちを伝える

人によっては“断る”ということに対して罪悪感を抱いてしまう方もいるかもしれませんね。そんな方に筆者的おすすめの断り方ポイントがあるんです。それが依頼をしてくれたことへの感謝の気持ちを伝えるということ。ただ「申し訳ありません」と謝罪の言葉を伝えるだけでは、場合によっては言い訳に聞こえてしまう恐れがあったりしますが、感謝の言葉を言われて悪い印象は持つ方は少ないですよね。断るときは特に相手の目線に立って伝えると、円滑に仕事を進めやすくなると思います。

ポイント3. 代替案を提示する

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出典:PIXTA

そして最後のポイントが、ただ「できません」と伝えるのはでなく、代替案や譲歩の提案をセットで伝えるようにすることです

断るということは、どうしてもネガティブな印象を生んでしまいやすい行為。なので「仕事を断った」というネガティブな印象で終わらせるのではなく、またお願いしようというポジティブな印象で終わらせることが大切になってきます。自分が引き受けることで起こりうるデメリットやリスクを説明しつつ、次回は引き受けたいという前向きな思いを伝えるようにすると、依頼者からの印象を好印象に変えることができるので、ぜひ実践してみてくださいね。

断り上手を目指そう!

今回は秘書として働いていたときに心がけていたことを元に、3つの断り方のポイントを紹介しました。今まで、上手に断れなかったという方はぜひ参考にしてみてくださいね。断れなくていつまでもストレスを抱えるのではなく、上手に断ることで自分のスキルも上げていきましょう。

 

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ライター:能美黎子(のうみれいこ/ @reikonohmi
大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行っている。