交通事故で舌がズタズタに裂けた猫　保護後、元気に甘える姿に「涙が止まりません」

ここ数年、保護猫・保護犬の問題に注目が集まり、多くの団体や保健所、個人の方々が保護活動をしていることを知る人も増えたのではないでしょうか。

今回は、山梨県山中湖村をベースに主に猫、時々犬の保護活動を行っているYouTubeチャンネル「ねこねっと山中湖」の動画の中から、交通事故に遭ってしまった雄猫の出会いから今に至るまでの記録『【73】交通事故で舌がズタズタに裂けた若い雄猫セザモ、人が大好きなのに酷い事故に遭った悲しい理由は？紅葉のピークの山中湖から絶景をお届けします☆』についてご紹介します。

全身に怪我を負った状態から今に至るまで

夜中11時に、路上で目と口から出血し、頭部が腫れた状態で、倒れていた雄猫・セザモ。ねこねっと山中湖さんが、緊急保護をしてきました。

レントゲンを撮ってみると、下顎正中骨折、鎖骨にヒビ、そして口内にも裂傷が発見されました。

また左眼にも損傷があり、猫用のコンタクトレンズを入れて保護し、フラッパ縫合など大きな手術をおこなったそうです。

懸命な治療とねこねっと山中湖のスタッフさんの懸命な介護により、ご飯が食べられるまで回復しました。

そして現在のセザモはというと…、ねこねっと山中湖の子猫ちゃんたちとすっかり仲良くなり、スタッフさんにも甘えるほど、心を開いてくれたそうです！

なぜ事故に遭ってしまったのか？それは、飼い主が「ある事」をしなかったから…。

こちらの投稿をされた、ねこねっと山中湖さんに、保護した当時の状況などをお伺いしました。

--- 痛ましい事故を乗り越えられてよかったです。セザモちゃんが事故に遭ってしまった経緯などお伺いできると幸いです。

「セザモが交通事故に遭ったのは、飼い猫を去勢せず完全屋内飼育にしなかったからです。猫は早期の避妊去勢手術と完全屋内飼育を徹底しなければ、繁殖期の喧嘩時の交通事故も増え、繁殖期以外でも猫が屋外にいることで、事故、怪我、感染症、多頭崩壊を引き起こし、心ない人間による虐待のターゲットにもなりかなません」

---保護した後のセザモちゃんはどのような様子ですか？

「保護後のセザモは外に出たがる様子は一切なく、自然と他の保護猫達に溶け込み、穏やかに暮らしています」

---すっかり安心して生活できているようで何よりです。セザモちゃんはどんな性格の子ですか？

「セザモは人見知りも無く温厚でフレンドリーな性格です。今は自力でご飯も食べられるようになり、普通の猫と変わらない生活を送れています」

---自力で食べられるようになってよかった…！

ねこねっと山中湖のスタッフさんがセザモちゃんに愛情をこめて保護をした結果、元気いっぱい暮らせるようになったようです。

「本当にありがとう」「皆様のお陰です」と感謝の声が多数

このYouTubeを見た視聴者の方々からは、以下のようなコメントが寄せられました。

素晴らしい方々に、感謝 感謝です。なんか涙が止まりません。

セザモちゃん、退院おめでとう。 ぜったい、回復すると信じてました。 コレからは管理人さん達と一緒に、ゆっくり治していこうね。 関係者の方々、ありがとうございました。

いつもありがとうございます。小さな尊い命を救いたくさんの愛で見守って頂き感謝しかないですね。ずっとずっとずっとずっと応援しています

セザモくん、お帰りなさ～ぃ。食欲旺盛で安心します。 左目も早く治りますように・・・

素晴らしい病院、スタッフの方々に涙が止まりません ほんとにこのコを助けてくださり心から感謝致します ハチワレ大好きな私はこの子に釘付けです

今回のセザモちゃんと同じように、支援を必要としている犬や猫はまだまだたくさんいます。気になる方は保護猫や保護犬を支援する団体をぜひチェックしてみてくださいね。

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動画：『【73】交通事故で舌がズタズタに裂けた若い雄猫セザモ、人が大好きなのに酷い事故に遭った悲しい理由は？紅葉のピークの山中湖から絶景をお届けします☆』

取材協力：『ねこねっと山中湖』