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ネパールで100円カレーを食べた結果、『3600倍返し』された話が悲惨すぎた。

  • 2023.12.10
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

海外へ行く時にはその土地の食事が楽しみ、という方も多いのではないでしょうか。しかし、日本とは違う水や香辛料、慣れない味付けなどが体に合わず、お腹を壊したり体調を崩したりする話を聞くことも少なくありません。

本記事では海外での食事にまつわる、予想外のアクシデントについてご紹介します。

安くお得に食事を楽しんだはずが……!?

建設コンサルタント業に携わる30代の男性会社員が、仕事で訪れたネパールでとんでもないトラブルに遭ってしまったエピソードについて教えてくれました。

 

これは私が、半年間ネパールに赴任していた時の話です。

道路の建設事業に携わっていた私は、施工管理として首都のカトマンズと第二の都市ポカラを行き来する忙しい日々を送っていましたが、その赴任中にある苦い経験をしました。

それが、食事です。

ネパールといえばカレーが有名で、安いところでは日本円に換算して約100円で食べられます。

安さだけでもかなり魅力的ですが、驚いたことになんとご飯や付け合わせの野菜が食べ放題!おかわり無料のことがほとんどなんです。

そのため、こちらが頼んでもいないのに、食べ終わるとまるでわんこそばのように店員さんがご飯や野菜を盛り付けてくれます。

そんな食文化の違いに不慣れな私は赴任当初、盛り付けてもらった分を残しては申し訳ないという気持ちと追加料金がかるわけではないし、という思いから全部食べるようにしていました。

しかしその結果……私はお腹を壊して下痢に。

さらに熱も出てきてしまったため、外国人向けの病院に行くはめになってしまったんです。

そして診断の結果、まさかの3日間入院。

1日あたり1000ドル×3日間の入院費がかかり、当時のレートで日本円にして約36万円もの出費となってしまいました。

無料サービスだから、と全部食べ切ってしまっていたために結局高くついてしまい、深く反省した出来事でした。

ネパールの国民食「ダルバート」とは?

ネパールでは「ダルバート」というカレーメニューが国民食としてほぼ毎日、しかも1日2食も食べられているようです。

お店や家庭、地域などによって差はありますが、ご飯・カレー・挽いた豆のスープ・野菜などのおかず・漬物がワンプレートに盛られているのが一般的で、豆や野菜などがたっぷり摂取できるんだそう。日本の定食のようなものですね。

このダルバートですが、お店ではご飯やスープがおかわり自由でいくらでも盛り付けられてしまうため、ストップしたい時は「プギョ(お腹いっぱいです)」と伝えなければなりません。

旅行者の場合、ただでさえ一皿の値段が安いうえ、おかわりも自由となるとついつい食べ過ぎてしまう人もいるでしょう。

しかし今回のお話のように、外国での医療費は高額になることも多く、保険などでカバーできる部分はあるものの、一旦は実費で支払わなければならない場合も少なくありません。

おかわり無料サービスはとても嬉しいですが、海外での食べ過ぎには気を付ける必要もありそうですね。


提供:会社員/30代男性

※この記事では媒体で募集し集めた体験談を掲載しています