「何に見える？」あなたは“器用貧乏な人か”がわかる心理テスト

せっかくなんでも器用にこなせるのに、全部中途半端で終わってしまう人っていますよね。そういう人は、どれもこれもそれなりに出来るけど、突出したものは持っていないままになってしまいがちでしょう。あなたはそんな“器用貧乏な人”ではないでしょうか。心理テストで探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.りんごあめ

2.逆さまのカブ

3.木

4.ぼんぼり

図形がりんごあめに見えた人は、器用貧乏な人かもしれません。なんでも分野を選ばず、それなりにうまくこなせてしまうのではないでしょうか。習得が早いため、誰よりも早く出来るようになるのに、その後の伸びがイマイチだと自分でも感じていそうです。

このタイプの人は、器用な反面飽きっぽく、一つのことを集中してやるのが苦手なところがある人でしょう。なんでもそこそこ出来てしまうため、その後もコツコツ努力を続けるというのが苦痛に感じられるのではないでしょうか。

だから、なんでも出来るけど、長続きせずそれ以上の上達が見込めないままになってしまうのでしょう。おそらくあなたが努力をすればさらに上を目指すことも出来るはずです。飽きないようにするためには、幾つものことを同時並行で頑張っていくとよいかもしれません。

図形が逆さまのカブに見えた人は、やや器用貧乏な人かもしれません。それなりになんでも器用にこなすことが出来てしまう人ではないでしょうか。ただ、何か突出して出来るような特技があるか、と聞かれると、なかなか思いつかないかもしれません。

このタイプの人は、バランスがよく適応力に長けたところがあるでしょう。どこへ行っても人並みに仕事をこなせますし、周りともうまくやる力がありそうです。ただ、際立って何かが出来るということはないため、目立つ存在にはなりづらいかもしれません。

あなたのよさは一つ何かが出来るスペシャリストになれることではなく、なんでもそれなりにうまくやりこなす力があることでしょう。無理に何かを極めようとはせず、満遍なくなんでも出来る器用貧乏な力を活かしていける方が、よさを発揮出来るのではないでしょうか。

図形が木に見えた人は、あまり器用貧乏ではない人かもしれません。なんでもそれなりにこなすと言うよりは、得意なことと不得意なことの差がそれなりにある方ではないでしょうか。割と早めに出来ることもあれば、何度やってもうまくいかないこともありそうです。

このタイプの人は、どちらかというと鈍臭く何事に対しても習得に時間を要するところがある人でしょう。難しく考えてしまいやすいため、最初の一歩を踏み出すまでに時間がかかってしまいがちかもしれません。

ただ、時間がかかっても興味があることにはのめり込む人ですので、スペシャリストにはなりやすいのではないでしょうか。出来ないことは全く出来ませんが、出来ることはどんどん出来るようになっていく人でしょう。

図形がぼんぼりに見えた人は、器用貧乏ではない人かもしれません。得意なことと苦手なことがとてもはっきりしており、一つのことを極めるのに適した人ではないでしょうか。苦手だと感じることは、本当に一切出来ないほど苦手なままになりやすいでしょう。

このタイプの人は、根気強さとのめり込みやすいところを持っている人でしょう。そのため、興味があることとないことへの差がとても大きいかもしれません。興味があることに関しては、寝食を忘れてしまうほどのめり込むことがあるのではないでしょうか。

興味があることも最初からうまく出来ると言うよりは、最初は周りの人より上手く出来ないかもしれません。でも興味があるからこそ、誰よりも粘り強くやり続けることが出来るのでしょう。それゆえ、結果的に一つの分野においてはスペシャリストになっていることが多いかもしれません。

ライター：aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか？自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします！