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【働くことに幸せを感じる国ランキング】3位「インドネシア」2位「プエルトリコ」を抑えた1位は…?

  • 2024.3.28
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写真:PIXTA

生活のため、自己実現のため、社会のためなど、働く理由は人それぞれ。働くモチベーションについては、「仕事が楽しい」「仕事をしていて幸せ」など、働くことに対していかに幸福感を得られるかが重要ではないでしょうか?

そこで今回は、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに掲げるパーソルホールディングスが調査した、「日々の仕事に喜びや楽しみを感じているか?」で「はい」と回答した上位3か国をご紹介します。

※2022年6月~2023年6月までの調査。「はい/いいえ/わからない/回答拒否」の4つから回答。

【第3位】インドネシア

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写真:PIXTA

第3位は、インドネシア。質問に対し、「はい」と回答した割合は、96.8%です。

同社の労働価値観の調査では、「所属する組織に自分をささげるため」という項目で1位を獲得しています。また、2021年12月時点における日本の平均年収約433万円に対し、2022年2月時点におけるインドネシアの平均年収は、約34万円と10倍以上の差があります。インドネシアの物価は日本のおよそ4~5分の1と言われていますが、それを鑑みても高収入とはいえません。賃金の低さに関しては、あまり不安は感じていないようですね。仕事に対する対価よりも、組織に貢献できる喜びのほうが強いのかもしれません。

【第2位】プエルトリコ

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写真:PIXTA

第2位は、プエルトリコ。質問に対し、「はい」と回答した割合は、97.0%です。

同調査の「自分の仕事は、人々の生活をより良くすることにつながっていると思いますか?」と「自分の仕事や働き方は、多くの選択肢の中から、あなたが選べる状態ですか?」の質問に対しても、「はい」と答える回答者が多く、ランキングでも1位を獲得。人のために仕事ができる満足感や、好きな仕事や働き方を選べる自由度が高い点など、働くことに幸せを感じられる要因が多いのかもしれません。

【第1位】エルサルバドル共和国

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写真:PIXTA

第1位に輝いたのは、エルサルバドル共和国。質問に対し、「はい」と回答した数の割合は、98.2%です。

同社の「一人当たりGDPとはたらくWB指標(※)・人生幸福との相関」をまとめた調査によると、エルサルバドル共和国が該当する“一人当たりのGDPが低く、はたらくWB指標が高い国”では、「仕事の見つかりやすさ」や「将来への楽観度(将来の経済状況や生活水準、幸福度への期待感)」が経済的に豊かな国よりも、高い傾向にありました。やはり、仕事が自由に選べたり、将来への期待値が高かったりと、労働面の不安が少ないと、働くことに幸せを感じやすいのでしょう。

日本の順位は?

日本の順位は、97位。質問に対し「はい」と回答した方の割合は、76.6%でした。高い順位とは言えませんが、前年の調査では72.8%だったので、日本でも徐々に労働環境が改善され、働きやすくなっているのかもしれません。

関心のある方は、ほかの国の順位もチェックしてみてくださいね!

 

※記事の内容は執筆時点の情報です。


出典:PR TIMES「「パーソル、第3回「はたらいて、笑おう。」グローバル調査結果発表