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警察の業界用語「ワッパ」の意味、分かる?逮捕はされたくないもの!

  • 2023.11.2

業界用語が多いことで知られる警察は、秘密が漏れないようにするために、日々さまざまな言葉を使っています。 刑事ドラマや警察24時のようなテレビ番組で耳にする「ワッパ持って来い」「ワッパかけとけ」という言葉は、警察が身に着けているある道具のことを指します。いったいどんな物なのでしょうか?

■「ワッパ」とは逃亡を防ぐもの

「ワッパ」とは手錠のことです。

相手の逃亡などを制限し、通常は手錠による手首の拘束に加え「腰縄(捕縄)」と呼ばれる縄を、手錠の鎖に通し腰に巻きます。

また、私たちが一般的に想像する逮捕とは、手錠をかけられたときを想像しますが、逮捕の瞬間というのは、手錠をかけられた瞬間ではなく、自由が奪われたときのことをさします。

手錠をしなくても被疑者を取り囲み、逃走不可能な状態となれば、被疑者の自由は奪われたことになるので、その状態も逮捕したということになります。

■被疑者の人権への配慮

メディアでは、手錠をはめた姿は明確に視認できないよう配慮しています。

これは、逮捕された現時点ではあくまで「被疑者」であり、裁判の結果を経てからはじめて犯人になるので、テレビ報道のときは明確に視認できないよう布などをかけ、 人権への配慮を行っています。

また、手錠は「冷たく重い」イメージがありますが、かつてはこのイメージ通り、鋼鉄製の重い手錠だったようです。

しかし現在使われている日本の手錠はアルミ合金製で、比較的軽いもの に変化しているといいます。

文/編集・dメニューマネー編集部

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