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11月がおすすめ!暮らしのプロに聞く「年末大掃除前にしておきたい4つのこと」

  • 2023.11.2

整理収納アドバイザーのhanaです。年末が近づくと、気になることの1つが「大掃除」。大変だから1日で一気に…となりがちですが、実は逆効果。分割して先にやっておいた方が断然ラクで効率的なコトがあります。今回は、本格的に寒くなる前の11月中にした方が良い4つのコトを紹介します。

①不用品の手放し

11月中にやっておいた方が良いコト、1つ目は「不用品の手放し」。

これは、掃除をはじめる前段階としてやっておきたいこと。

家の中の不用品を手放すことで、モノが減って掃除しやすい状態になり、年末の大掃除の効率が圧倒的に上がります。

クローゼットや玄関、キッチンを中心に、今年1年間使っていない洋服・バッグ・靴、また、期限切れの食品・使っていない食器・家電などを整理して手放しましょう。

年末が近づくと粗大ゴミの受付が混雑しますが、11月中ならまだ間に合います。いつかまとめて捨てよう…と置いてある粗大ゴミがあるなら、「今」手続きして年末までに手放しましょう。

また、手放す際は、捨てる以外にリサイクルショップやオンラインフリマを利用するのも1つの手。ただし、その場合も「今」すぐ行動することが大事ですよ。

②コンロ周りの掃除

11月中にやっておいた方が良いコト、2つ目は「コンロ周りの掃除」。

キッチンの中でも特に汚れやすく、掃除に手間がかかるのがコンロ周り。油汚れは、気温が低ければ低いほど固まって落としづらくなります。そのため、気候の良い11月中に先にやっておいた方がラク。

特に、レンジフードは油汚れが溜まりやすく大変ですよね。

シロッコファンとオイルパックは、台所用中性洗剤を溶かしたぬるま湯につけ置きし、スポンジや刷毛で洗うとキレイになります。

また、整流板はシンクで洗うには大きいため、外してお風呂で丸洗いすると洗いやすいですよ。

つけ置きや乾かしている間に、レンジフードの内側や外側、コンロ周りの壁なども拭いておきましょう。アルカリ電解水を含ませた使い捨てクロスで拭くと、汚れがスルッと落ちて、汚れたクロスは捨てれば良いのでラクですよ。

③窓やベランダの掃除

11月中にやっておいた方が良いコト、3つ目は「窓やベランダの掃除」。

これから年末にかけて、どんどん気温が下がり寒くなっていきます。外に出るのもつらいのに、冷たい水を使う掃除は気が重いですよね。

そこで、窓やベランダなど外回りの掃除は、11月中のまだ暖かい時期に先にやっておくのが断然ラク。

窓は全体的に水で濡らし、スキージーで水を切り、乾拭きで上から下にかけてコの字で拭き上げていくとキレイになります。

外回りの掃除は重労働です。一気に終わらせるのは大変なので、今日は南側の窓、次は東側の窓、その次はベランダ…など、分けて行っても良いでしょう。また、お休みの日に家族みんなで手分けして行うのも良いですね。

本格的な寒さがやってくる前の11月中に、範囲を絞って無理なく少しずつ進めていくと、外回りの掃除もずっとラクにできますよ。

④玄関の掃除

11月中にやっておいた方が良いコト、4つ目は「玄関の掃除」。

家の顔と言われる玄関は、普段から掃き掃除くらいはされている方が多いかもしれません。でも、11月中にやっておきたいのは、少し大掛かりな水を使った掃除です。

玄関はたいてい北側で寒いため、たたきやシューズボックスの中などの水拭きも気候の良い11月中に先に済ませてしまった方がラク。

たたきは、毎日の出入りで埃や土が溜まり、知らず知らずのうちに黒ずんできます。ただ水拭きするだけでは中々落ちませんが、水を含ませたメラミンスポンジで軽く床を擦って汚れを落とし、その後、乾拭きしたら見違えるほどキレイになりますよ。

また、見落としがちですが、シューズボックスの中も意外と汚れています。気候の良い11月中にすべての靴を取り出し、水拭きして風を通すと、すっきり気持ち良いですよ。

時期と気温を味方につけて大掃除は11月から始めよう!

今回は、年末の大掃除をラクにするために、11月中に先にやっておいた方が良いコトを4つ紹介しました。

寒さが増してイベントも多い12月、まとめて一気に大掃除するとかえって大変。

先に不用品を廃棄して掃除の手間を減らし、気候の良い内に先にやっておくべき所を済ませておくのがラクになるポイントです。

時期と気温を味方につけて11月中から少しずつ進めることで、手間が大幅に減って効率的。年末の大掃除がずっとラクになりますよ。

新年を気持ちよく迎えるための準備を11月から始めて、年末の大掃除はサクッと終わらせ、家族でゆっくり過ごしましょう。

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